レイチェルカーソンに「沈黙の春」という著書がある。その本の中に「春になると小鳥たちの鳴き声が聞こえ、野原には花が一面に咲いている…はずだった。今では小鳥の歌声も聞くことができない。美しい花を見ることもできない。春にもかかわらず、春はただ沈黙を続けるだけである」という文章がある。化学物質を農薬などで使用し続けるとこのような世界になるという著者の警告の書だったのだが・・・、今朝の秋空を見て急にこの本のことを思い出しました。
2011.3.11の大地震、巨大津波により緊急停止のあと全電源の供給停止の中で、発熱を続けた原子燃料は原子炉を破壊し、世界最悪という過酷事故となり今も放射線を放出し続けています。すでに半年経ちましたが立ち入り禁止区域はまさに「ゴーストタウン」化しているようです。
今朝の青空はそのゴーストタウンの上空にも広がっていたのでしょうね。放出の続いている放射線と人間の暮らしも気になりますが、その空の下でいまも被曝しつづけながら暮らす野生動物や植物はこのあとどうなっていくのか気がかりです。
そんなときに事故の原因も分からないままに全国の原発の運転再開や増設の声さえ聞こえる日本の政治状況にはあきれるばかりです。
写真は金沢市南部の山里の朝の青空です。
2011.3.11の大地震、巨大津波により緊急停止のあと全電源の供給停止の中で、発熱を続けた原子燃料は原子炉を破壊し、世界最悪という過酷事故となり今も放射線を放出し続けています。すでに半年経ちましたが立ち入り禁止区域はまさに「ゴーストタウン」化しているようです。
今朝の青空はそのゴーストタウンの上空にも広がっていたのでしょうね。放出の続いている放射線と人間の暮らしも気になりますが、その空の下でいまも被曝しつづけながら暮らす野生動物や植物はこのあとどうなっていくのか気がかりです。
そんなときに事故の原因も分からないままに全国の原発の運転再開や増設の声さえ聞こえる日本の政治状況にはあきれるばかりです。
写真は金沢市南部の山里の朝の青空です。
