
金沢市、内灘町、津幡町に跨って広がる河北潟干拓地。かつて汽水湖として周辺の村々の豊かな漁場として多くの恵みの源となっていた日本海側有数の湖だった河北潟。1960年代の干拓によってかつての面影も無くなっていますが、その放水路付近からは湖面と干拓農地の向こうに北アルプスのほぼ全景と白山山系の姿がパノラマとして広がります。
21日の朝は私にとって今年初めて見る日の出となりました。太陽は穂高の右、西穂高を覆うように昇っています。

放水路から広がる潟湖の水面と上空には夜明の光が広がります。まさにカメラを趣味とするものに与えられる「至福の瞬間」とでも言うべき時間です。寒さも忘れて時間の経過も忘れていました。
