
今日も帰郷報告です。四国うどん県(香川県)を紹介する場合は昨日公開した「溜め池」と並んで「手打ちうどん」を紹介しないわけにはゆきません。わたしが棲んでいた五十年ほど前とはうどん屋事情も、メニューも随分様変わりしていて私なんぞはお店に入るとまるで異邦人のように戸惑ってばかりです。そんな私を見かねたのか同行した兄達が「たらいうどん(家族うどん)」を注文してくれました。しばらくして目の前のテーブルに寿司桶の大きいもののようなたらいのお湯の中に大量のうどんが浮かんでいます。つけ汁は大きな狸の大徳利に入れたものが出てきてそれを使います。見計らいで注文してくれたのは一桶8人分を二樽、合計16人分を7人で頂きました。どうも讃岐ではそれくらい食べるようですが、流石に私達は途中で箸を置きましたが、それにしても美味しいうどんでした。
