写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

医王山麓 棚田の秋

2022年09月08日 | 写真日記
    [山畑を潤す]

医王山麓の農業用水がつくり出す三段滝です。
この川の上流からの取り込む小さな水路からの流れが潤す棚田は親しい友人が厳しい環境の中でコメ作り中心の農業を続けています。
その棚田に向かう小さな橋から見る流れに時を忘れてカメラを向けることもあります。

    [高砂百合]

棚田のはずれにある小さな畑で高砂百合が咲いていました。
鉄砲百合かと思ったのですが、9月に咲いているのでおそらく台湾から渡来した高砂百合だと思います。
今では日本全国にしっかりと根付いている百合で、あまり違和感もなくそよぐ日本の百合らしい百合となっています。

    [紫蘇の花]

こちらは紫蘇の花、高砂百合の咲く小さな畑に群れていました。
収穫期はすでに過ぎているので、来年用の種を採るために残したものかもしれません。
かつて子どもたちや親たちの声が採り入れ作業の合間に聞こえた集落でしょうが、今は友人の家族が守る集落の棚田でひと時のカメラ散歩でした。

医王山麓で見た花や用水の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨が好き、晴れも好き

2022年09月06日 | 写真日記
    [昨日は蕾だった]

我が家で雨降りの後の晴れ間に次々と花を開く「サフランもどき」。
一昨日は雨を受けて突然姿を現した赤い茎と蕾、それが今日の朝日を受けて花びらを広げてきました。
初々しく美しい雨で芽吹き、陽光を受けて咲く私の好きな花です。

    [朝顔も一緒に]

小さなアサガオの姿を隠すように咲く「サフランもどき」に今朝は小さな蜂もやってきています。
庭とも言えないような道路際の地に置いたプランターや鉢がつくり出す自然がなんとも愛しい朝です。

    [朝陽を受ける百日紅]

数年前につれあいが買ってきた小さな苗木、手入れが悪いのか小さなままの木ですが今年は小さな枝先に小さな花を咲かせ、その花が朝陽を受けて魅力的に輝きました。
この百日紅の花の下にも今朝姿を現したサフランもどきの茎と花芽が見えています。

我が家で晴れた夜明けに咲く小さく可憐な花の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初見 ヒガンバナ

2022年09月04日 | 写真日記
    [天蓋花(テンガイバナ) ]

今年も出会えました、初秋を代表する「ヒガンバナ」と。
別名や異名、方言も加えると千以上の名前があるといわれる秋の花ですが、「天蓋花」「天上の花」は私の好きな呼び名です。

    [曼殊沙華(まんじゅしゃげ)]

この呼び名も私を子ども時代に呼び戻してくれる懐かしい呼び名です。
1950年ごろ田舎の草原や田や畑のあぜ道を遊び場としていた子どもたちにとってはままごとやさまざまな遊びに使われた遊び道具でもありました。
この花を目にすると、その頃の友の顔も浮かんできます。

    [花言葉 独立]

花言葉は「独立」「情熱」 「悲しき思い出」「あきらめ」など。
私の知る限りでは自生のものとしては金沢市内で一番早く開花する山里で今日見つけました。
あと一週間ほどすれば黄色も含めて鮮やかな秋景色となるのではないのでしょうか。
今シーズン初見の「ヒガンバナ」でした。

「秋」という季節の到来を体現する花の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「粘菌」という不思議な生き物

2022年09月02日 | 写真日記
    [不思議な造形]

少し時間が出来たので、お昼の一時間ほど雨の合間を縫うように山里へ行ってきました。
林で木の実の出来具合を見ていると写真の白いものを見つけました。
一般的にもあまり正体を知られていない「粘菌」の仲間だと思います。あまり大きくない灌木の枝に取り付いていました。

    [移動するキノコ?]

ちょっと見にはサルノコシカケなど木の幹に着くキノコのように見えますが、時間が経つと形を変えながら移動する不思議な「粘菌」といわれる生物だと思います。

    [自生するアケビ]

上の写真の粘菌のあった同じ場所で自生するアケビもずいぶん大きくなっていました。
今日は秋を迎えて珍しいものを見つけることが出来ました。

不思議な生き物「粘菌(?)」などの写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする