連休中にトルコに出かけました。
御蔭様で無事帰ってきました。
最初トルコに飛行場で、こんな紙をもらいました。
そう「トルコ市民に!」との日本から原発の近くなどから帰る人への警告文です。
う~ん!!
トルコは今長い冬が終わり、雨がふると待ちかねていたように
野山に花が咲き乱れるのです、
最初の画像はエフェス遺跡の傍らはお花畑のようです。
(古代ギリシャローマの遺跡です。)
咲き乱れる小型のマ―ガレットで冠を作って髪を飾ってる
3人ほどの現地の人に会いました。
トルコ語でなにやらはなしかけられました。
たまたま添乗員さんがそばにいて、
「津波のことでお見舞い申し上げます」っていわれてるのよ。
わたしは「ありがとうございます」
「とってもきれいなかみかざりですね。」
「あげましょう!」
「うれしい、いいですか?」
この写真になりました。
ちがうところのお土産物屋さんで
こんな看板が・・
通訳のサリーちゃん(男の方ですが・・)
「日本人とトルコ人はとっても似てる・・」が口癖、
最初「???」だったわたしも
旅を続けるうちに、だんだんわかってきました。
その1(見えるところから)
トルコ人はとってもお掃除好き、道路もきれいに掃除されています。
車もピカピカ
観光バスの運転手さんたちも暇さえあればバスを掃除してます。
ごみが散らばってるのを見ることがありません。
その2、トルコは長い独自の歴史を持つ国です。
第1次世界大戦で敗戦をして
西欧諸国の植民地化しそうになった時に、
国をまとめ、建国の父となった初代大統領アタチュルク。(1881~1938)
彼は明治維新を近代化の範としたのです。
私が一番すごいと思ったのは
イスラム教徒が98%を占めるこの国で政教分離を行ったことです。
サウジアラビアなどのイスラム諸国の国で宗教が政治を動かしているのや、
ローマや、中世、キリスト教の政治力を見るにつけ、
「宗教はアヘンのようなものだ」といったマルクスでしたか、
正しいと思いたくなるんです。
トルコの近代化は自国の力でゆっくりと、
EUにも加盟しないで、
しかし、私たちの生活に大事な物はなくさないで
うごいてる様子が感じられて、豊かな自然に溶け込んで生きている人々に、
私はうらやましくさえおもえてしまったのですよ。
そこには
昔からの東西の交易でやしなわれた商人のしたたかな知恵も
見え隠れもしますが。