たまたま用事があり名古屋の金山というところに行きました。
ここには名古屋ボストン美術館があります。
ボストン美術館の収蔵品を年間契約で借りて展示している美術館です。とってもシックで高級感あふれているんですよ。
そちらへの駅からの出口のところに
「ビッグイッシュ―」の販売員がいます。
私は名古屋駅前、旧松坂屋前の販売員の方からよく買うのです。
今日いった金山のほうの方はまだお若くて、販売員になって、まだ一年くらいでないかしら・・
デモ今日お会いした時は真っ黒に日焼けして・・
「ビッグイッシュ―」というのは
ホームレスの方が自立するためのイギリスで発行され、
今は世界的に販売されている雑誌です。
有名人が表紙に登場しますが
これはみなボランティアなんですよ。
一冊売るごとに販売員の手に
現金収入が入ることになっています
私はそのワンコインサポーターと言って
月にワンコインで事務方の費用に充てるサポーターに
なっています。
販売場所近くにでかけたときにバックナンバーも
そろえて買ったりします。
販売場所は地区によって違いますので
ここで検索して近くで見かけられたら買ってくださいね~
http://www.bigissue.jp/sell/index.html
内容は変な週刊誌より、よほどあか抜けて。
上品でわかりやすく。思想的に偏ったものではありません。
一度買ってみてくださいね、
絶対リピータ-になると思いますよ。
で今回販売員の方がいるかな~ってさがしましたら、いました。
なにやら話をして、うちわを渡しています。
この青いものです、
原子発は使わなくてもエネルギーは足りている!
というメッセージを込めたものでです。
私もかねてから、
どうも原発の電気がないと安い電気は成り立たないというのは???
と。
調べれば調べるほど疑問が大きくなってきましたので
「しっかりこのうちわを読んでみるね~
ネットで調べればいいのね~」
「これ郵便でおくれるんです。」
10枚買うと300円で100枚買うと一まい20円になるといったかな・・お金は定かではないケタが違うかもしれない、
そして帰りの地下鉄のなかで、買った本を開けて驚いた。
一枚一枚に感謝の紙が入っていた。
そうか!
あの若者は(多分30歳になるかならないくらいと思う)は、さとうさんといい、
ついに路上を卒業できて、
「こういう、うちわでみんなに働きかけるという前向きの
いきがいもあるんだ」と
自分に生きるだけで精一杯でなくて、
人を思いやったり
、いろんな外部のことを思う気持ちのある人なんだ~って、
とっても嬉しくなってしまった、
今まで住所不定だから定職があるわけでなく
当分は「ビッグイッシュ―の販売員を続けるそうです。
でも、こうして原発のことを考えて、
みんなに働きかける生き方に接して、
私も頑張ろうって思えてしまうんです。
コンクリートの照り返しがきつくて、
日干しになりそうなところの陰に入ろうともせず、
まっくりに日焼けして、にこにこする若者。
(若くないかもしれないが、40歳はいってないと思う。)
名古屋金山の「ビッグイッシュ―」販売員のさとうさん!
がんばられましたね。
嬉しいです。
「ビッグイッシュー」はこういう方にチャンスをくれる雑誌です。
身近で見かけられたら買い求めてくださいね~
内容も素敵なんです。
読んでくださってありがとう