HOTなおちゃタイム

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原作を熟成した面白さ~抱腹絶倒! !映画≪テルマエ・ロマエ≫

2012-05-12 17:23:46 | 映画

今日はまえからみたいと思っていた映画を見に行きました。

<テルマエ・ロマエ>

ローマの公衆浴場という意味です。

 

映画「テルマエ・ロマエ」予告映像!

 

ローマでは民衆に人気のあることが皇帝に認められる大事な要素でした。

民衆のためにおおきな浴場を作った残忍なカラカラ帝の公衆浴場はまえ記事にしましたよネ

石膏デッサンでも

カラカラ帝を石膏像でご紹介しましたのでおぼえておられるでしょう!

ご覧になっておられない方はこちらからどうぞ

http://blogs.yahoo.co.jp/iguanasonata/27648731.html

その公衆浴場の設計師がタイムスリップを重ねて、

今の日本のお風呂の良さをヒントに

自分の生き様や人としての生き方、ローマの国等を模索する物語です。

この部分はそんなに深くありませんが。

 

とにかく、私たち日本人平たい顔の国の人間が当たり前に思ってること、

現代日本人が思いつかない日本の良さの指摘、意外性が面白い

阿部寛さんのあの端正なローマ人も真っ青なスタイルとお顔から、演じられるコメディはもう笑うしかない。

映画「素適な金縛り」でもその片鱗をみましたが・・今回はてんこ盛りです。

彼のスタイルの良さ・素材の良さはふんだんに味わえ

作者は彼をモデルにして漫画を仕上げたのではないかという位素敵です。

私は原作の漫画で表紙に描かれているデッサン画の確かさに舌をまいたのですが、

内容の史実背景のきちんとした考証で、この嘘くさいストーリに重みをくわえ、

人々を不思議世界につれこんでしまうのですね。

私は原作があるものを映画化を見るのは結構躊躇します。

漫画でイメージができてしまっていて、それを壊されてしまうからです。

今回は原作とちょっと離れた部分もあり2巻分をまとめてあるのですが・・

膨大な歴史的背景などを持つストーリーをわかりやすく、さらに豊潤にした味わい。

とにかく気持ちよく笑えます。

効果音楽ヴェルディとプッチーニのオペラから8曲がとってもうまく使われています。

有名なオペラだけに画像から飛び出して一人歩きをするものですが

全然違和感なくうまく使ってあり感心してしまいました。

主人公のルシウスがタイムスリップするシーンに流れる音楽はあの世界3大テナ―「ドミンゴ」のものです。

ラッセルワトソンの「ツーラン・ドット」”だれも寝てはならぬ”も素晴らしいです。

サントラを注文してしまいました。

美術もイタリアローマにある時代劇専門のチネチッタススタジオを使い

ほんとにローマ人による時代考証や所作の考証を経ています。

出てきた日本の温泉も背景も楽しいものばかりです

いろんな角度から楽しめます

日本のロケ地ちず(パンフレットより)

温泉好きな日本の元気な日本のおじいさんたち、

過酷なオーディションをくぐりぬけたつわものばかりということ・・

これも楽しいお話になってますよ~

これはぜひご覧ください、

素敵な楽しい映画です、

ちなみに題はこんな難しいですが、外国語はまったく出てこないんですよ~

ロケ地(パンフレットより)

 

読んでくださってありがとう


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