先日は79歳のロシア系スエーデン人のハーフフジコヘミングさんのピアノ。
その苦労して紡いだ人生に裏打ちされたピアノの音に感激しました。
今度はドイツ系日本人ピアニスト・アリス=紗良・オット、
1988年生まれ5歳で最初のコンクールに入賞
数々の輝かしいコンクール優勝を総なめにしてるそうだ。
22歳、現在最も注目を集めるピアニストとか!
パンフレットに・・
いま世界を席巻する若きピアニストといえば、アリス=紗良・オットをおいてほかにはいない。
アリスが「いつか絶対に弾く!と
きめていた”展覧会の絵”、シューベルトの美しい旋律のせつなさ
モーツアルトの楽しい舞曲の色彩感を
アリスの音で聴くことのできるしあわせーーー
どうぞ心ゆくまでご堪能ください
若くても彼女の音にはそれぞれの色がある
そして全身で奏でる音には素晴らしいハーモニーや、インパクトももたらす。
時々右足が50センチ以上上がる。時には左足も。。
体中が音楽に反応している
この素晴らしい音楽の感動をピアノであらわしつくす・・・といわんばかりに~
彼女は演奏は裸足です。
ドラマーも足の感覚を大事にするために、時折、裸足の演奏家がいる。
しかしピアニストでははじめてです。
フランスにいるときに、女性が裸足なのは衣服を着てないと同じ位の意味があると聞いていたので
本とにびっくり!!
体中で音楽を感じてるんですね~
今度の席はピアニストの指は見えませんが、表情がよくわかる席でした。
ブラボーー!!!でした。
アンコールは繊細でかわいい「エリーゼのために」
これは彼女しか弾けない
ほんとにエリーゼはかわいくて美人だったんだろうな~って想像が膨らみました。
パ-ルヴォ・ヤルヴィ指揮するフランクフルト放送交響楽団
フランクフルトへは何回もいってるのに、こんなすばらしい楽団があるのを知らなかった。
歴代の指揮者中でも特にインバルによって。
その名を不動のもの、欧州で最も優れた楽団の一つのといわれるようになった、
特に「マーラーー交響曲全集」の録音は高い評価を受け。
我が国においても”マーラー。ブーム”のきっかけになった。
今日も「マーラーの交響曲第5番」です。
ながいながい!!
約70分の演奏です。
でも面白くてとっても70分間聞いていたとは思えない
ドイツらしいきっちりとして
それでいて強烈な感動のわいてくる素晴らしい演奏でした
いつも思うのですが金管楽器の演奏は日本の楽団と一日の感あるな~
特にこのコンサートでも演目からも凄い~
すばらしいデリケートでかつダイナミック・パワフルな技術それが目立ちました。
アンコールはやっぱりブラームスの「ハンガリアン舞曲第5番」です。、
ドイツ系音楽はドイツ人ということですね、
ブラームス ハンガリー舞曲5番 カラヤン指揮ベルリンフィル
でも指揮者にパールヴォ・ヤルヴィはエストニアの出身です、
こんな旗、日本、ドイツ、エストニアの旗が飾ってありました。
この名古屋国際音楽祭はとっても丁寧な作り方がしてあり、
ほかの音楽界にはない出演者への花束贈呈があるのはうれしい!!
機会があったらお聞きくださいね。
素晴らしい日曜のアフターヌーンを過ごしました。
読んでくださってありがとう