HOTなおちゃタイム

保護猫八匹、21歳のリンをはじめとした楽しい日記をお読みくださいね。

海を越えた相聞歌様!朝日歌壇

2009-03-30 16:04:07 | 新聞から
我が家の庭様のちらほらしていた桜が見事です。


そして春爛漫の今日は月曜日、朝日新聞に歌壇が載ります2月でしたか、ホームレス歌人の公田耕一さんに朝日新聞が呼びかけた記事を私のブログに載せましたよね。

それから2~3週間して、公田さんから連絡があったと新聞に記事が載りました。

彼は「いまは名乗り出る勇気がありません」と書かれていたとか。

関係者の方々は「彼のそのときまでまとう!]という結論になったとか。

この記事を読んだ時、私には<名乗り出る勇気>の意味が分からなかった。


おととい天声人語の、雑誌ビッグイシューを<うる勇気>を持って自立のあしがかりに、、、という記事を読んだ。

私も分かってなかったんだな~ホームレスの方の心の傷の深さを!


きょうの朝日歌壇

     <温かき缶コーヒーを抱きて寝て覚めれば冷えしコーヒー啜る>
                     公田耕一

     <囚人の己が、「《ホームレス》公田」想いつつ食むHOTMEALを>      HOTMEALとは温食のこと
                     郷隼人

郷さんと言うのは数年前から朝日歌壇に登場する。アメリカで獄に入っている。
終身刑とか、それ以上ときく。余り投稿がないと私はひそかに刑が執行されたかと心配なときもある。



そして、きょうはそれについて記事が珍しく掲載されている。

本日の朝日歌壇、高野、永田選歌欄についをなすかのような作品が並んだ。

郷隼人さんが給食の温かさに、アメリカの獄からホームレスの公田さんを思いやる。

かたや公田さんの歌は、缶コーヒーで暖を取る春まだ浅い日の切ない眠りを伝えている。

互いに見ず知らずの投稿者が。其々に発信した歌と歌が、図らずも相聞に似た関係を生じたかっこう

呼び合う詩形としての短歌の面目躍如だ!


新聞にはいろいろな使命があります

世の中節約時代、ネットで見られるからと新聞を取らないかたも今増えてきています。
私は決して新聞社の回し者ではありませんが、こういう記事などを読むと新聞愛読者でよかったと思うのです。
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