名古屋マーラー音楽祭
第2回演奏会、「千人の交響曲」といわれるマーラーの交響曲第8番をききに行ってきました。
文字どおり、この交響曲は千人の力で演奏される曲です。
合唱部分だけで今回も800人!
オーケストラも150人。8人の独唱者もいるんです。
800人という数では「へ~と思われるかもしれませんが、奥のほうの方はかすんで見えます。
指揮者はその膨大な人を音としてまとめ上げなくてはならず、並大抵の力ではできません、
一年ほどの練習の結果のたまものだそうです。
プロの集団ではこういうことは難しく、アマチュアだからこそ、集中して練習してできる演奏だそうです。。
ですから演奏されるのもなかなか難しい曲なんですよ。
そう!
名古屋のマーラー音楽際実行委員会と
いう委員会を立ち上げマーラーの音楽全曲を演奏しようという企画だったんです。
2011年の1月から、
8番を飛ばして、1~10番の交響曲と。「さすらう若人の歌」、交響曲「大地の歌。と演奏されました。
そして、その締めくくり、今夜このスケールの大きな8番なんです。
いかにすごいこのの映像をごらんなって想像をめぐらしてください。
第一部は「来てれ、創造主なる聖霊よ」グレゴリオ聖歌としてきわめて有名です
輝かしいばかりの賛歌です
千人で歌わなくてはこれだけの荘厳さが出ないでしょう。
第2部「ファースト」の最終場面、
契約によってメフィストフェレスと悪魔たちに地獄に連れ去られるところであったファウストの魂が
天使によって奪い返される場面に続く・
ここで青少年のコーラスがいるんですね。
ため息が出ました~
演奏後、指揮者の井上さんが
マーラー全曲を演奏するという企画運営を頑張った方々を湛え
演奏した方をたたえ、
花束は個人のソリストでなくて、
それぞれの団体へ上げようと10個余りの花束は
階段をあがって演奏した、団体に手渡しされました。
ここからは写真、録音何でもあり”!と・・
喜んでとりました。
「記念撮影は観客と人とともにとりましょう。
みんなたちあがってカメラのほうにむいて・」
という声でたちあがって、カメラのほうを向きました。
そして大震災の被災地の方40人も招待されていることが紹介され、
皆の励ましの拍手がわきあがりました。
マーラの音楽は順に演奏されてこそ意味があると・・
そして集大成の8番を感動的に聴かせていただける機会をえたのは
クラッシク・フアンのみっちゃんにとって感動的な一夜であったのはいうまでもないのです。
こんなすごい企画は世界でも初めてであろうといわれた井上道義氏のマエストロとしての才能にも感動の拍手。
この企画をして運営、演奏をやりきった多くの関係者の方に「素敵な音楽をありがとう」をいいたいです。
読んでくださってありがとうございます。