信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

さらば、友よ

2009年04月16日 21時54分20秒 | Weblog
愛車との別れの日が残り一日に迫った。
明後日の午前中には、新顔と交換し、永遠の別れとなる。

明日は最後の通勤の往復をお仕事して、晴れ舞台を去っていくことになる。
3年前、セダンに乗っていたが、やがては移住して山道を走るし、荷物の出し入れが面倒だし、ワゴンのほうが便利だと、理由をつけてオヤジ車から若々しいスポーツタイプに変えた。
気のせいか乗っていると自分も若返ったような錯覚を受けた。

しかし都会でFFは普通だが、雪の影響がどのくらいかまでは考えていなかったため、雪道のを走る時期になって恐怖感を知った。

これまで何台か車を買い替えてきたが、常に傍にアドバイザーがいて自分の浅い車に関する知識を公表する前に、買い替える車が決まっていた。

オヤジ車はムスメがNZに行っている時に買い、不評を買った。
今回は自分一人で初めて、ありったけの脳みそを使い果たして
何度も試乗して、何週間かかかって答えを出した。

車の候補は初めから2者択一だった。
H社のハイブリッド車と4WDと迷いに迷った。

ハイブリッドはエコカー、スマート、グリーン税で4WDよりずっと安くなる。

カタログを総チェックし、自分のこれまでの人生で初めてこれほど真剣に車を買うのに向き合ったことがあっただろうか。

途中でエコカーに気持ちが傾いたが、結局自分が3年しか乗っていない車を買い換える理由に戻った時、そうだ、雪道の恐怖感だとの想いにたどり着き、決心したのである。

ハイブリッドは15,000台売れたそうで、この標高1,150㍍の土地ではご縁がなかったのかもしれない。

明日一日、といっても乗車時間は1時間くらいで、愛車とはお別れだ。
車のナンバーももう一日限りのナンバーになってしまった。

さらば、友よ。
次なるご主人様には大事にしてもらって、体に気をつけて怪我のないよう願っているわ。

お別れする時は車体にシャンペンでもかけたらよいのかしら?
何をすべきか、これまでの買い替えの時はこれほど感傷的にはなっていなかったので、今回は答えが見出せない。