信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

夏も終わりに近づき、ムスメは去っていく・・・・・

2011年08月24日 21時02分22秒 | Weblog
先週から低温と雨降りが続き、洗濯物が干せず犬たちは散歩に出られない。
何だかしょぼくれて、そうか、もう花火が終わったから秋が来たのか~とこれから
やって来るながーい冬を想った。

でも許せない、いきなりこんなに予告なしの秋の到来では心の準備が出来ていない。
まだついさっき、灯油の入ったタンクをしまったばかりだ。
マイナス10度以下に下がるさむーい冬はしっかりと受け止める心構えができていなければならぬ。

などなどグダグダ毎日寒い空気の中で考えていた


と、先週西アフリカから4月末国外への避難で一時帰国していたムスメが
9月7日に再び戻ることが決まったと連絡してきた。

昨年4月訓練の後ブルキナファソの任地へ赴任したときは当たり前のように
「元気で行っといで」と送り出したのに戦地化した国から避難してきた時は大変だったねぇ
ゆっくりしなさいといいつつ甘い顔で受け入れた。

それから4ヵ月、ムスメの将来はどんどん帰国後の嫁入り方向に決まっていき
本人はおろか周囲の親戚知人友人も出たり入ったりしながら顔合わせしつつ
落ち着くところに落ち着いた。
いわば休暇は天からのご褒美なのか、ムスメは果報者と
の表現のごとく、この4ヵ月をフルに活用した。

間もなく2週間もしないうちにこの涼しさを通り越したさぶい信州から
炎署のアフリカの生活に戻っていく。

いまさらとか、もういいんじゃないの?とか周りは押しとどめる言葉を出すが
中途半端はいけない。
あと半年で任期は終了する。
また4か月前の時間にタイムスリップしてムスメは仕事をせねばならない。

アフリカに戻るとなれば親としては気持ちも浮かれていられない。
この居住地近辺でうろちょろしていた時はよかったなぁ。

成田を発つ日は悲しさで一杯になる自分がもう予想される。
何度も子離れの訓練をしてきたが、まだまだ一人前になれそうにない