信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

複雑な年齢になる

2016年05月17日 12時22分36秒 | Weblog
この数日、カーッと日中暑くなり、梅雨に入る前に夏がやって来たようで、畑にいると熱中症にならないかと頭をよぎるようになった。
そうかと思えば昨日あたりから朝夕はひんやりで、今日などはストーブを焚いている。
暑いさなかにうんざりしながら汗だくだくで薪を片付けたのに翌日は火が恋しくなっている。

気候が不安定だから体への影響も出てくる。
先日友人から、突然のお知らせが届く。
ムスメの友人のお母さんが73歳だがお元気で、サプリも愛用し、食事には人一倍神経を使い健康な生活を送っていた。
ところが2月、爪水虫がしぶとく治らず皮膚科受診した。
水虫の治療薬は肝臓に影響するので、あらかじめ血液検査を行った。
医師は結果を見て仰天し、直ぐ専門医を紹介した。
大手の病院へ受診し、精密検査を行った結果、胃がん末期で諸臓器にすでに転移し、手術も治療も不能で
入院したが1か月半後のこの大型連休の始まりに亡くなった。
さぞ悔しかったことであろう。
胃がんの末期であっても見落としは全く自覚症がなかったためだ。
自覚がないから健康診断も免れていたのかもしれない。

私より3、4歳年上で突然の訃報に不安になった。
年齢的にはもう何があってもおかしくないが、健康に人一倍気を使い、健康だと自慢していた人の最期には
自分も自信を失うではないか。

60歳までは自分の命の先行きを考えることもなく毎日何とか貧乏にならず生きていけるかどうかのほうが心配だったが
70歳近いと全く心境は異なってきた。
一寸先が読めないというたとえが友人の訃報で気持ちを強めてしまった。

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