信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

音楽の力

2015年03月23日 20時06分47秒 | Weblog
先週から急激に気温が上がり、本当に春が来たのかと疑いの心も小さくなった。
しかしこの住んでいる地域は伊那谷の地形の影響か風が強い。
住宅のある場所でも高低差により風がない場所との差が大きい。
我が家は前面が田園地帯でその先は中央アルプスで見通しが良いため、お陰で風の通りがよいことが
住み始めて初めて理解できた。

景色が良いのと、風が強いのとどちらを取るか?
既に選ぶ選択肢もないが、住めば都だろう。

やっと土の温度も上がり周囲の田んぼでは野焼きが始まり、田を起こし、肥料を施す景色が
見られるようになった。
冬の間休みになっていた茅葺倶楽部のコンサ-トも3月になり開催された。
お寺が会場であり、お彼岸のお中日で大丈夫かと案じたが、案内状が届き、和太鼓と篠笛ので
元気が出る催しだ。

松本を中心に5人のメンバ-で活動している若者たちだ。
楽譜もないのにどのように練習しているのか、見当もつかず数種の和太鼓を全身で打ち鳴らし
全身汗びっしょりだ。











近くで見るのでお腹の底に響く太鼓の音は春の始まりを告げるにはぴったりで、やる気をもらって帰ってきた。
コンサ-トの後の合唱は普段歌うこともない貧弱になった喉に活を与え、下手でも大声で歌えるので
一人暮らしの身には有り難い。
歌っている最中は、おばあちゃんは音痴だねぇとマゴに語るムスメの声も遠ざかる。

お寺の庭にはクロッカスの花が咲き、あと半月もすれば高遠のコヒガンサクラも満開の時期を迎えるのであろうか。






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