信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

初秋の気配

2010年08月22日 23時20分43秒 | Weblog
先々週、白馬五竜の植物園に行きことのほか、この地域が気に入って又来ることにした。
昨日は畑の作業をして、さあ明日は早起きして今度は白馬の栂池行きだと頭の中で段取りを
していた。

しかし、夕方犬の散歩をしながらふと考えた。
ムスメからことづかっているアフリカ行きの荷物を作らねばならない。
その前に明後日から北海道への出張があり、荷物をこれも準備せねばならない。

日曜日に一日がかかりで山登りして良いものか。
駄目だ、間に合わない。

朝から部屋の中の掃除を兼ねて、ムスメの荷造りをした。
といっても持っていくものをまとめるだけだが、ハンカチを退職する際捨ててきたが、
まだ新品同様使わずにそのまましまってある物をアフリカの人に上げる事にした。

まだ東京で働いていた時代はハンカチは必需品で、しかしそれはむしろ装飾品で
大分バブル時代にお礼にと頂いた高級の大判のスカーフ代わりになる代物が沢山眠っている。

この信州での生活には高級品は似合わない。
ハンカチ代わりに今はふわふわタオルの手拭を持ち歩いている。

小引き出し一つ大判ハンカチがあるので思いきってアイロンをかけ、整理したら
なんと20枚以上になった。
セリーヌやバーバリー、MCM などブランド物ばかりだが使わずじまい。


   


上野千鶴子女史のいうようにおひとり様の老後は余計な持ち物は必要ないので、
整理すべしのお言葉を守り、ああきれいだわとか思いながら一枚一枚汗をかきながら
暑い一日を久し振りにアイロンがけをした。

明後日からは旭川で日本ドック学会が開かれ、おまけにそれに先立ち我が属する
全国のレッドクロスの病院の研究会が同じ旭川で開かれるので4泊4日の旅になった。

首都圏に住んでいれば羽田から旭川は1時間50分で何の不便もないのに
この長野県から出かけるには更に3時間以上時間がかかるので何とも面倒になる。

けれど我が人生、これは最後の学会参加であるし、あと1,2年で仕事は辞めるつもりでいるから
締めくくりかなと思うので面倒などと言ってはいけない。

汗をかきながらハンカチと旭川に着ていく洋服のアイロンがけをした後、夕方の畑へ出て
真っ赤に色づいているミニトマトを収穫した。
まだまだ毎日沢山収穫できるので、たちまち籠に一杯になる。

ふと見るとトンボが朝顔の支柱に止まっているではないか。
気温も夕方になるとぐっと低くなる。
お盆が過ぎると秋がやってくるとこの地方で聞く言葉だが、まさしく秋の気配を感じる。

夏はやはり短い。
秋蒔きの種の準備を急がねばならない。



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