Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ブレイブ・ストーリー/日本沈没

2006-07-16 02:02:00 | 日記
7/15(土)晴れ
猛暑。
凄まじい日差しで起きる。
9時前である。
午前ダラダラ、正午前に意を決して散歩。
足は自然と涼を求めて劇場へ。

ワーナーマイカル板橋にて邦画の梯子鑑賞。
『ブレイブ・ストーリー』『日本沈没』

宮部みゆき原作のアニメは予備知識全くなし。
出来は可もなく不可もなく。
少しダイジェストっぽく見えたのはシナリオの問題か。
絵柄が荒く感じたのは外注多用の弊害?
豪華声優陣奮闘。
中盤少し眠くなった。

73年の大ヒットパニック邦画のリメイクは、さすがに良くできていた。
阪神淡路大震災、奥尻島津波被害、三宅島火山を経験した平成の観客にとって、この映画の科学的考証に背筋が寒くなるはずである。
前作、藤岡弘といしだあゆみの役柄を若干違えて、草剛と柴崎コウが演じていたが、さすがに隔世の感は否めませんなぁ。
CGはハリウッドものを見慣れているとチープに見えるが、大した迫力です。
人間関係や政府の危機管理に重きを置いて、落涙しそうになること数度。
アメリカ映画の悪影響、御都合主義の展開に腹も立たなかった。
前回総理役の丹波哲郎先生が写真出演のみにさせるなど、遊び心はある。

終演後、サティーの屋上駐車場から茜色に染まる西の空にぼんやりと虹がかかっていた。
虚脱した心身に心地よし。
夏本番である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする