Il film del sogno

現実逃避の夢日記

サイドカーに犬

2007-07-13 03:26:00 | 日記
7/12(木)雨時々曇り
連日のお湿り。
昼まで資料つくり。午後、御前会議。殿はご機嫌うるわし。三時に銀座の不二家であんみつを食べる。夕刻、シネスイッチで竹内結子の新作を観る。
父親の愛人とのひと夏の出来事。
離婚して一皮むけた?主演女優。しかし、育ちの良さが邪魔をしてもうひとつ、切れが悪い。まぁ贔屓なので細かいことは目をつぶりますが・・・。
監督は根岸吉太郎。なんか大昔の日活映画みたいな雰囲気だなぁと思っていたら、実際監督は日活出身で藤田敏八の助監督上がりだった。
コーラ、花火、海水浴、アイスクリーム、絵日記、自転車・・・。夏休みアイテム満載。YUIのテーマソングが良かった。
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不完全な二人

2007-07-13 02:26:00 | 日記
7/11(水)雨のち曇り
蒸し暑きかな梅雨の朝。
午前中は打ち合わせ。午後、大門へ出る。次いで府中へ。それぞれの客先でお愛想と時節の贈答。
京王線に乗って新宿へ。到着は18:00過ぎである。武蔵野館で何ぞ観ようと窓口へ。 
『M/OTHER』が面白かった諏訪敦彦監督の4年ぶりの長編最新作は、オール・パリロケ、全編フランス語による、日仏合作。
シナリオを使わず、演者・スタッフとの即興アドリブで映像を紡ぎあげる手法は本作でも踏襲されている。結婚15年、寝室さえ別にする破局寸前の夫婦。友人の結婚式でリスボンから久しぶりのパリへと出てくるのだが・・・・。倦怠のカップル・夫婦が見れば思い当たる(身につまされる)題材であり、描写は極めてリアルである。
ハイビジョンでの撮影は自然光を巧みに使い、ほとんど室内での固定カメラ。ワンシーン・ワンカットの長廻しは安易な感情移入を拒む。未練、というのは人間だけがもつ高度な感情なのだろう。




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