Il film del sogno

現実逃避の夢日記

緩慢なる自殺

2009-07-12 01:03:00 | 日記
7/11(土)曇り
深夜、台所の掃除をして明け方就寝。起床9時30分という怠惰な一日の始まり。ホットケーキの朝食後、インドアでひと汗かく。次いで床山。戻って一服してバイクにまたがり恩人の別宅へ行く。旧知の俳優が3年も前に逝去しており遅ればせながら追悼しようと縁の人々が参集した次第。3時から始まったダラダラ飲み会は23時過ぎまで続き、昔話に花が咲く。4年前、還暦近い故人の最後の舞台をDVDで鑑賞。死の病にあるやくざの親分を相変わらずの臭い芝居で熱演していた。30年前のコンサートでの絶唱も。死ねば誰でも仏であるが、天真爛漫で人懐っこい愛嬌のある彼の蔭口を言う者などいなかった。2度の結婚に失敗するなど、破滅型の生活者であったが、臨終の様子を聞く限り悲壮感はない。人生最後まで勝ち負けは判らない。
コメント
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