Il film del sogno

現実逃避の夢日記

パルコール嬬恋/ヒア アフター

2011-02-20 05:26:00 | 日記
2/19(土)晴れ
お迎えのクルマ(サスペンションの堅いスポーツタイプの四駆)に乗ってほどなく夢の中。何度か覚醒するも3時間半ほどで目的地のスキー場に到着。2年振りのゲレンデである。快晴・無風、と絶好のスキー日和。帯同者とは初回のゴンドラに乗り合わせたきり昼食時を除き別行動。ひとり黙々とリフトに乗り滑走を楽しむ。見上げれば紺碧の空に飛行機が飛んでいる。遠くの連峰もパノラマのように見渡せて痛快なり。3時半スキー場を後にして町営の日帰り温泉で体を温める。往時と同様、帰路も車中でひたすら眠り、7時自宅着。夕食を摂って居間でひと眠り。近所のシネコンで深夜0時に始まるイーストウッドの新作を鑑賞。本日初日とはいえ流石にこの時間帯は空いている。齢80を超えてなお傑作を連打する巨匠の新作は、3人の迷える登場人物たちが国を超えて出会うまでを描いたヒューマンドラマ。毎度のことではあるがキャスティングが巧い。臨死体験をした美人ジャーナリスト、ドラッグ中毒のシングルマザーを持ち双子の兄を不慮の事故で失った少年、そして心に傷を持つ元・サイキック。映画と人心を知り尽くしたフィルムメーカーからのギフトを堪能した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サド侯爵夫人

2011-02-20 04:56:00 | 日記
2/18(金)曇り
月も半ばを超えると提出する資料も多い。過半はやっつけ仕事であるが、最近は追跡調査をされるのであまり絵空事も報告できない。嫌な渡世である。サクサクと仕事を片付けて夜は渋谷へ向う。東急文化村のシアターコクーンでは蜷川幸雄演出による三島由紀夫の2本の戯曲を交互に上演している。生意気盛りのティーンエイジャーの頃に三島由紀夫は全作読破しているが、舞台は初体験。元々登場人物6名全て女性の設定であるが、演じる役者を男性(この配役は凄い)にして話題性充分。豪華絢爛な科白に彩られた3幕物(休憩を含む3時間超え)に感心しきり。やはりミシマは天才であった。観客の8割は女性。知人3名と遭遇。買い物をして帰宅は24時。深夜に特製サンドの弁当を作る。2時間の睡眠でお迎えの車に乗り込む。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする