Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ジーン・ワルツ/ウォール・ストリート

2011-02-06 04:45:00 | 日記
2/5(土)晴れ
9:00起床、朝食を摂って新宿へ。シネコン・バルト9は丸井が入っているビルの上層部に文字通り九つの劇場を戴く。地下のカフェで友人を待つ。ミーハーな彼とは年に何本かの舞台挨拶付のメジャーな邦画や単館でかかるカルト映画を鑑賞する。原作は海堂尊の医療ミステリー(未読)だそうだが、これは医療制度に立ち向かう女医が複数の出産を扱うヒューマン・ドラマである。泣かせのシーンも満載で何度か我が頬には泪がつたった。だがしかしそれは決して深い感銘から来るものでなく浪花節的なものである。人物設定が類型化しすぎていてやや興醒める。主人公の苦悩や決意をもっと掘り下げないと、お話に深みが出ない。終演後の舞台挨拶は出演女優総出で華やかなり。皆々手足が細く顔が小さい。作品にケチのつけっぱなしの相方とパスタの食事をして別れ夕刻はジムで2キロの遠泳。夜は近所のシネコンでオリバー・ストーン監督の新作を鑑賞。22年振りの続編だそうで、そんなに経ちますかな。お話は証券・金融界の実録的な部分もあるが、師弟愛や復讐、父娘の愛憎やらも織り込まれて、エンターテイメントとしても良く出来ていた。人間の慾は際限がなく、金は世界を廻っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする