6/26(火)晴れ時々曇り
早朝から港区の某電機メーカーで打ち合わせ。昼食に冷したぬき。午後は保険屋の来客ひと組み。仕事の段取りを考えると頭が痛い。定刻退社して渋谷で途中下車。ヒューマントラストで先週末から公開されているスペイン映画を鑑賞。観客は若年層中心に30名強。監督はスペインのデヴィット・リンチと呼ばれるアグスティ・ビジャロンガ。しかしなんですな、かの国の監督はアルモドバルといいイニャリトゥといい、少し気持ち悪い作風が身上なのかしらん。絵画的な画面構成や色彩(陰影)感覚などが優れているのも共通点。筋書きは込み入っているし登場人物の造形も複雑で見る者に緊張を強いる作品でありました。1940年代のスペイン内戦が時代背景にあり、政治や土着風俗の予備知識はあったほうが良いが、解せないシーンやキーワードも多い。陰鬱な不可解さや難解な暗喩も映画の魅力の一つだと考えれば紛れもない傑作である。毒気にあてられた心身をジムのプールでリフレッシュして帰路に就く。
早朝から港区の某電機メーカーで打ち合わせ。昼食に冷したぬき。午後は保険屋の来客ひと組み。仕事の段取りを考えると頭が痛い。定刻退社して渋谷で途中下車。ヒューマントラストで先週末から公開されているスペイン映画を鑑賞。観客は若年層中心に30名強。監督はスペインのデヴィット・リンチと呼ばれるアグスティ・ビジャロンガ。しかしなんですな、かの国の監督はアルモドバルといいイニャリトゥといい、少し気持ち悪い作風が身上なのかしらん。絵画的な画面構成や色彩(陰影)感覚などが優れているのも共通点。筋書きは込み入っているし登場人物の造形も複雑で見る者に緊張を強いる作品でありました。1940年代のスペイン内戦が時代背景にあり、政治や土着風俗の予備知識はあったほうが良いが、解せないシーンやキーワードも多い。陰鬱な不可解さや難解な暗喩も映画の魅力の一つだと考えれば紛れもない傑作である。毒気にあてられた心身をジムのプールでリフレッシュして帰路に就く。