Il film del sogno

現実逃避の夢日記

伏 鉄砲娘の捕物帳

2012-10-24 04:16:57 | 映画
10/23(火)曇り時々雨
秋雨が降ったり止んだり。朝夕冷えてきた。午前中は半期に一度の期初会議。発表10分拘束3時間。昼食を孤食。午後はひたすら事務処理とトラブル対応。定刻退社して池袋で途中下車。シネ・リーブルで邦画アニメを鑑賞。観客10数名と寂しい興行。原作は直木賞受賞作家・桜庭一樹が『南総里見八犬伝』を独自に解釈した小説。未読。文芸春秋社創立90周年記念作品だそうな。作画レベルが均一でないのは下請けの問題か。テーマも絞り込みが甘くとっちらかっている印象。隔靴掻痒たる内容で、どうにももったいない。早目に帰宅して愛犬と遊ぶ。滅多にないことではあるがTVドラマを漫然と眺める。科白が洒落ていると思ってエンドロールを確認すると是枝裕和であった。なるほどなるほど。
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希望の国

2012-10-24 03:31:59 | 映画
10/22(月)晴れ時々曇り
定刻起床。羽田へ直行。福岡へ向うLCCのボーイング737は満席である。昼前に福岡空港到着。地下鉄で天神へ移動して有名なサバ塩焼店で昼食。確かに脂はすごいが、正直近所のやよい軒の方が旨い。午後一番、客先で契約調印。あとは夕方まですることもなく天神周辺を散策して時間をつぶす。いつ来ても九州最大の繁華街は活気がある。夜は新宿で途中下車。ピカデリーで園子温の新作を鑑賞。若年層の単身が過半で、観客は20名程度と寂しい。ここ数年の監督の精力的な仕事振りは瞠目に値する。今作もデリケートな時事問題を扱った力作である。架空の市町村を舞台にした近未来ものという設定ではあるが、リアルな群像劇であり大胆なカリカチュアでもある。圧倒的な被災地の惨状と滑稽で愚かともいえる人々の言動。これこそ不条理の極みではなかろうか。≪希望≫というタイトルが最大の皮肉ともとれる。そこには映画でしか表現できない仮想や逆説がある。終映23時。痺れたオツムを夜気が冷す。新宿の裏通りを逍遥して帰路に就く。
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