Il film del sogno

現実逃避の夢日記

最終目的地

2012-10-25 05:31:24 | 映画
10/24(水)晴れ時々曇り
午前中に商談2件。新橋でブリ大根の昼食。午後はひねもすのたりかな。定刻退社して新宿で途中下車。上映時間までいつものカフェで読書。右隣のテーブルでは売れないお笑い芸人がネタ合わせをして、反対側ではキャバクラのマネージャーがケバイ少女を面接していた。都会ですな。新宿シネマートで齢80を超えて意気軒昂なジェームス・アイボリーの新作を鑑賞。100席に満たないシネマート2は都下で1・2を争うショボイ小屋だと思ふ。インテリっぽい単身の壮年男女中心に場内満席。2008年製作というからお蔵入り寸前だったのだろう。実績のある監督とこれだけのキャストの作品が都内単館とは邦家の映画偏差値が知れる。配給会社もこの邦題は酷くないか。≪ウルグアイのゴンドラ≫とすべし。前段が長くなったが、今作、巨匠晩年の代表作と云ってよかろう。ホン良し、役者良し、演出・美術・音楽良し。大満足で劇場を後にする。
コメント
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