Il film del sogno

現実逃避の夢日記

清作の妻

2012-12-19 00:28:30 | 映画
12/18(火)曇り時々晴れ
朝から打ち合わせとメーカー訪問。午後も打ち合わせと年末挨拶回り。最後に丸の内のエネルギー会社で業務終了。並びの旧そごう、ビッグカメラの最上階・角川映画では大映映画の特集が組まれておりました。全38作品、雷蔵・勝新・バンツマ・・・目も眩む名作ぞろい。17:50からの上映は若尾文子と田村高廣主演の重厚なドラマ。監督・増村保造、脚本・新藤兼人、1965年製作。上映開始と同時に滑り込む。客席はガラガラ。高年齢層中心に20名程度。ニュープリントなのだろうモノクロ画面のワイドスコープ鮮明なり。約40年振りの再見であったが傑作ですなぁ。50~50年代の文子さまは鉄板である。魔性の色香が炸裂している。初回に観た際には鮮烈な恋愛映画であると思ったものだが、今回見直して、明治末期、日露戦争を背景とした個人対愚衆の構図が恐かった。全盛時の邦画スタッフの技量を存分に堪能した。大満足で地下鉄に揺られジムでエクセサイズをして帰宅。
コメント
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