Il film del sogno

現実逃避の夢日記

モヒカン故郷に帰る/無伴奏

2016-04-10 01:04:21 | 映画
4/9(土)晴れ
早起きして隣町のシネコンまで本日初日の邦画を観に行く。ショッピングモールの中のパン屋でモーニング珈琲。焼き立てのパンが美味い。9時台から上映の沖田修一の新作には観客10名内外と閑散。この監督の作品は未見のデビュー作以外は全てリアルタイムで鑑賞しているがハズレがない。良質なコメディであり深い人間洞察に裏付けられた優しさがある。プロの主要キャストは無論、エキストラに近い脇役がリアリティあり。吹奏楽部のメンバーにはニンマリ。愛車の給油と洗車を済ませて一旦帰宅。愛犬と桜吹雪が降る緑地公園をのんびり散歩。穏やかで温かき至福の時間なり。ジムで遠泳をして地下鉄で池袋へ出張る。場末感漂うロサ会館で邦画の梯子演目を鑑賞。『ストロベリーショートケイクス』という佳作を撮った矢崎仁司の新作。1970年、昭和と真ん中、仙台を舞台にした青春モノ。主演女優に高校生役は辛いと思わないではないが、政治の季節の文学少女という役柄に違和感はない。学生運動の尻尾に連なる世代なのでバロック(ジャズやロックも)喫茶やデモなど懐かしい。観客はお若いカップルやグループ中心に2割程度とこちらも閑散。かえって若年層には新鮮に映るかも。帰宅途中に評判の『飲むカレー』で遅い夕食を摂る。お味はまずまず。
コメント
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