Il film del sogno

現実逃避の夢日記

さよなら、僕のマンハッタン

2018-04-21 18:22:30 | 映画
4/20(金)晴れ
日中は気温も上がり夏日だそうな。午前中には営業の期初会議でガイダンス。昼に蕎麦と天丼のセットを孤食。880円なり。案件一件をじっくり片付ける。世の中には金持ちというのは居るものである。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーで米国映画を鑑賞。NYのインテリ青年の成長譚だが、シナリオ巧く役者の技量も良くなかなかの佳作。特にこれまで苦手だったケイト・ベッキンセイルが良かった。ファムファタルは年増に限りますな。
 
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心と体と

2018-04-21 18:20:01 | 映画
4/19(木)晴れ
担当替えにより業務量減少。案件なく後ろ向きの継承契約の検討をする。昼に同期とロースかつ定食700円也。定刻退社して新宿で途中下車。シネマカリテにてベルリン(金熊)受賞作鑑賞。小さな劇場には若年層過半で観客20名程度と閑散。あぁ、選ばれし者の恍惚!このような作品に接すると本当に劇場通いをして良かったと思ふ。ハンガリー映画と云えば数年前に≪サウルの息子≫を何の予備知識もなく観て、横っ面を張り倒されたような衝撃を受けて以来。本作は知的な構成と独特の色調、ソリッドな視点に開巻から痺れた。孤独な男女ふたりの淡い科白と徐々に純度を増してゆく恋慕の情が切ない。毎夜同じ夢を見て、深々たる森の奥で鹿の化身となるなど泣かせる。ふたりの職場は連日≪殺生≫を行っている。印象的なシーンの数々に投影されているのは、生(性)と死(魂)と再生などのイメージだろう。単なる障害を持つ者同士の奇妙な恋愛譚、と割り切る方々には退屈に感じるかもしれない。
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