5/5(土)晴れ時々曇り
深夜に近所のシネコンで公開初日の邦画を鑑賞。観客30名程度と閑散。これは酷かった。体調の悪かったせいもあるが、何ら心に響くものなし。役者が可哀想である。帰宅して明け方就寝9:00起床。朝食、愛犬の散歩に続いてイオンシネマ板橋へ出向いて公開翌日の洋画を鑑賞。単身の中高年中心に30人強と程よい空き加減。J.クルーニー監督作。50年代を舞台としたブラック・コメディ。平和な新興の郊外都市で描かれる保険金殺人と人種差別。コーエン兄弟のシナリオは如何にも皮肉が効いて、ビッグネームが演じており狙いは悪くない。個人的な犯罪と隣家(黒人家族)へのエスカレートしてゆく差別が不協和音のように不気味に共鳴する。何やら現代にも通じるテーマであることを云いたかったのだろうが、どうもスッキリしない。ラストシーンに一縷の希望を見出せということか。夕餉に夏野菜カレーを作る。満腹。