Il film del sogno

現実逃避の夢日記

モリのいる場所

2018-05-20 10:56:40 | 映画
5/19(土)晴れ
8時起床。朝食と愛犬の散歩を終えて近所のシネコンで本日初日の邦画を鑑賞。キャパ128席の小さめの劇場に中高年層中心に8割以上の入りと出足好調。伝説化された老画家の永遠のようにも思える、たった一日を描いたお話。沖田修一作品に駄作なし。作品の変遷と個人史を重ねると一層興味深い。山崎努と樹木希林、ふたり並べばそれだけで絵になる。細部にこだわったリアルなセットはあたかも小宇宙。小さな小石、三上博史の正体などに映画的な広がりを感じる。絵を描くシーンひとつもない。中島敦の«名人伝»を思い出した。午後から浅草へ。三社祭りの雑沓の中、浅草公会堂でマンモス私大のマンドリンクラブの200回目の定期演奏会を聴く。師匠の名司会ぶりとドヴォルザークの交響曲«新世界より»に感銘。帰宅して愛犬と留守番。
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のみとり侍

2018-05-20 01:27:53 | 映画
5/18(金)晴れ
夏日続く。週末は下り坂だそうな。昼には単身ワンコインのカツどんを食す。定刻退社して新宿で途中下車。TOHOシネマで本日初日の邦画を鑑賞。女性優勢で6割方座席は埋まって出足はまずまず。婦女子の孤閨を慰める落魄した武士のお話。需要あるところに供給在り。阿部寛や豊悦の秘儀(?)をご覧になりたい贔屓筋は必見か。原作既読。小説は短編だが映画は豪華キャストに見せ場を作らんと少々枝葉を広げ過ぎた感あり。もっと尺を短くしてシンプルに描けば良かったと思ふ。職業に貴賎なし。どんな生業でも矜持が大切。
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ラブ×ドック

2018-05-20 01:09:27 | 映画
5/17(木) 晴れ
快晴続く。昼に丸亀うどん。ワンコインのつもりがトッピングを取っていたら結構な金額になった。委員会用の資料をサクサク作成して定刻退社。TOHOシネマズ新宿にて邦画を鑑賞。平日夜の部。女性客やや優勢で20名強と閑散。昨今とみに露出度の高い遅咲きの主演女優を際立たせる為だけの企画ものだと思っていたら意外や面白かった。個人的に注目したのは≪六月橙の三姉妹≫あたりからだが特段好きでも嫌いでもなし。臆面もなく年代の違う男優3人と熱いラブシーンを演じて嫌味がないのは人徳(?)だろう。放送作家として既に一家を成している鈴木おさむも、始めて認識したのは10年ほど前の≪ハンサム★スーツ≫だったが、相当な才人だと思ふ。軽妙な会話の応酬や小ネタには笑わせてもらった。幾つになっても恋すればときめくし失恋は辛い。
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長引く夏風邪

2018-05-20 01:08:37 | 日記
5/16(水)晴れ
夏日続く。まだ鼻がぐずつく具合は相変わらず。昼は七輪で焼く焼肉。980円也。店舗の営業は週末までだそうな。飲食業界のサイクルは短い。定刻退社して日の明るいうちに帰宅。愛犬と散歩して久々に晩飯を自宅で摂る。といっても冷蔵庫の中のあまりモノで作ったザル・ラーメン。のんびりTVを眺めて日付けが変る前に早めの就寝。
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ミッドナイト・サン

2018-05-20 00:38:44 | 映画
5/15(火)晴れ
早朝ミーティングあり、昼にキジ重。890円也。案件を淡々とやっつける。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーで先週末から公開の洋画を鑑賞。9割が女性であるが、観客は20名強と閑散。オリジナルの邦画は公開時に鑑賞。難病・悲恋モノはシンプルな造りに限りますな。儚くも短い恋に懸けるふたりにどれだけ感情移入できるかでありましょう。シュワちゃんの息子は武骨なようで繊細さがあり。口元など父親そっくり。オリジナルもそうだったが、ヒロインが「かごの鳥」そして「明け方までのシンデレラ」状態であり、ストリートシンガーであることが肝。ベラ・ソーンも決して悪くなかったが、華奢な少女だったYUIちゃんに比べると少々分が悪い。まぁ贔屓目もありますが。
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四月の永い夢

2018-05-20 00:29:01 | 映画
5/14(月)晴れ
鼻風邪を引きずったままの週明け。特段の案件があるでなしだらだらと資料を作成。昼にインド(チキンカツ)カレー890円也。定刻退社して新宿で途中下車。武蔵野館で先週末から公開のインディー映画を鑑賞。平日夜の部。単身者ばかり20名強と程好い空き加減。どこにでも居そうな二十代後半女性の日常。過去を引きずって覇気なく淡々と暮すフリーターのグズグズ感に共鳴できるか否かで評価は分かれるだろう。この手のインディー映画の楽しみは鮮度のある若い才能に出会えることにある。この監督は過去作でも感じたが、人や風景を実に叙情的に描いて好感がもてる。主役のヒロインより、教え子の川崎ゆり子が儲け役。三浦貴大も適役ですな。愛すべき佳作。
 
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