3/2(土)晴れ
やや強風あれど快晴なり。9:00起床して散歩がてら愛犬と犬猫病院へ。耳中の洗浄と爪切り、ムダ毛の処理でお会計2千円。ブランチ後に隣町のシネコンでインディー邦画を鑑賞。3割強の客入り。寂れた港町で貧窮から知恵遅れの妹に売春をさせる兄。心身荒廃して下降するふたり。しかし何故だろう、堕ちるほどに生きてゆく活力の純度は上がり、倹しい暮らしは哀切を帯びる。孤独な老人や虐めにあう少年などサイドストーリーも陰陰滅滅としている。半面間歇的に挿入される赫奕たる夕陽や陽炎のように粘つく夏日がひたすら美しかった。ひとは喰う為に働く。抗えない性衝動や悦楽をコントロールすることは至難。そして愛とは悲しくも麗しい幻想である。3年前にピンク映画でその存在を知った贔屓女優はやはりホンモノだった。終映後、床山、ジム、買い物を済ませて帰宅。愛犬と2度目の散歩。夕餉はサバの一夜干し、きんぴらと山芋ともやし料理。ヘルシーなメニュー。