Il film del sogno

現実逃避の夢日記

窮鼠はチーズの夢を見る

2020-09-13 20:42:11 | 映画
9/12(土)晴れ時々曇り
ようやくエアコンなしで眠れる日々が続き秋の足音が聞こえる。土日のルーティン通り、6:00起床、愛犬と散歩、ファミレスで朝食、午前中に近所のシネコンで映画鑑賞。昨日から初日の邦画には中年層の女性中心に20名強の客入り。原作コミックスあるようだが未読。監督は大いに感心した≪劇場≫に続く行定勲。もはやLGBTモノも一つの重要なジャンルになっている。旬の男優がハードな濡れ場を演じて、意外や興奮した。結論から云うと年度必見の佳作であると思ふ。人物の目配せを観ているだけで、これほどの映画的な技巧を堪能できるとは。更には人を恋する気持ちに老若男女貧富の区分無し。普遍的なテーマを果敢に掘り下げて、その始まりのときめき、獲得への苦悩、成就の歓喜と終焉の切なさなどなどがしっかりと描かれている。清澄にして端麗なシーンの数々、役者の力演、キャスティングの妙。大満足で劇場をあとにする。ジムでエクセサイズ。夜はスーパーの弁当で済ます。 
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