12/10(火)晴れ
非番の平日。7:30起床。散歩、朝食、清掃。雑用を済ませて11:00自宅発。有楽町のカフェで時間調整して12:30日生劇場到着。帯同者と合流。恩人出演の芝居を観劇。8割は上品そうな婦女子で座席はほぼ満席。1974年の初演以来5度目の再演。2005年、2020年の公演は観ている。伝説の初演は7時間を超える長尺だったそうな。沙翁全37編の戯曲を織り込んだ井上ひさし作品で演出は蜷川幸雄門下の俊英・藤田俊太郎。キャストは若返ったが、前回同様楽しめた。主要キャストがほぼ全員殺され、ユーモラスなシーンもあるが、猥雑な科白と所作は井上作品にしては刺激的な内容である。大家の諸作のなかでは、決して傑作と呼べるような作品ではないと思うが、言葉遊びやパロディなど、要所はニヤリとさせられる。生演奏をバックにした歌曲にも胸が躍った。それにしてもS席料金15,000円は安くはない。ライブ(生身)は高くつく。終演後、帯同者とは劇場近くのドイツ料理店で懇親。映画・芝居の話で大いに盛り上がる。19:00帰宅。