Il film del sogno

現実逃避の夢日記

終りに見た街

2024-09-22 20:55:50 | ドラマ
9/22(日)曇り時々小雨
三連休中日。秋分の日らしい涼しき一日。漸くエアコンをオフにした。寝坊して8:00起床。ゆっくり散歩、ノンビリ朝食、ゆるゆると清掃。午後は無料配信動画サービスで昨夜放映されていたドラマを視聴。テレビ朝日開局65周年記念と銘打っているだけあった豪華キャストによる大作と云えるだろう。山田太一の原作小説は既読。それが81年。翌年、細川俊之主演のドラマも観ている。我は山田太一フルークであるから05年の中井貴一版も視聴している。本作はクドカンが令和の時代に置き換えて脚色。主演は大泉洋。初回、リメイク版より更に終戦から時を経て、そのギャップをユーモラスに変換させていた。情報統制や軍事教練など、いまの若い衆にはピンとこないだろうが、純粋な子供たちほど環境に順応してしまう恐ろしさは通底している。平和な時代に反戦を叫ぶことは容易い。本当の勇気とは戦時に不戦を訴えることである。ラストも現代でもありえる悲劇的な終焉である。夜は書棚にあった原作を読み返す。
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