7/14（土）晴れ
猛暑の三連休初日。明け方就寝、11：00起床。スーパーのイートインで弁当をブランチとして池袋へ向かう。新文芸坐・三船特集。まぁメジャーのシリーズものへ客演した２本。寅さんは相変わらずの安定感でキャラクターを活かした設定展開でさすが山田洋次。しかし岡本喜八監督の座頭市には少々落胆。お話が面白くも何ともない。両雄並び立たず、と云ったところか。帰宅して愛犬と夜の散歩。風が出て幾分しのぎやすい。
7/13（金）雨
委員会案件の直しと格付更新の事務処理で終日それなりに多忙。昼食には退職する同僚の送別ランチを虎の門ヒルズのレストランにて。２０代婦女子の転職活動を聞く。年収１５０万円アップには吃驚。プレゼン書類のダメ出しに１時間の残業。池袋で途中下車して新文芸坐にて三船敏郎特集の２本立てを鑑賞。何を演じても世界のミフネである。田中絹代、京マチ子など相手役も一級。お話は各々定番のよろめきや人情ものだが、１９５０年代の世相風俗が写し込まれて興味は尽きない。皆々戦後を引きずっている。
7/12（木) 雨後晴れ
早朝に激しい降雨。大気が不安定なのであろう。昼はお初のお店でカジキの煮付け定食。1,100円也。高いだけあって美味也。プレ委員会で案件プレゼン。ちょいと課題あり。定刻退社して池袋で途中下車。HUMAXにておフランス映画を鑑賞。観客一桁と閑散。古城で執り行われる結婚式のドタバタ。小ネタ満載で書き分けられたキャラクターが活きている。欧州映画らしいエスプリの効いた人間讃歌。ラスト、深夜のライブで元は取った。
7/11（水）晴れ
猛暑継続。蒸し暑い。昼にカツどんを孤食。問い合わせや打合せ軽い案件を処理して定時退社。名画座で古い邦画、欧州映画、独立系邦画の3択からﾛｹｰｼｮﾝと上映開始時間、体調などを考慮してイオン板橋で掲題演目鑑賞。自主映画を思わせる弱冠２３歳の女流監督の自伝的作品だそうな。いじめやリストカットなど、もはやお約束のシークエンスが少々辛いが、感性豊かに揺れる乙女の心情を描いて大した才能だと思ふ。帰宅して小バトルあり。これでしばらく殻にこもる日々が続く。
7/10（火）晴れ時々曇り
蒸し暑い。定例のミーティングあり、昼に油そば。ネギと卵のトッピングで９００円超え。サクサクと調書や資料を作って定刻退社。18：00池袋着。サンシャインシネマにて実話に基づく米国映画を鑑賞。観客は中高年の単身ばかり一桁と閑散。７３年の試合（その報道）は良く覚えている。当時でも色物扱いされていた試合内容（結果）は、それほど重要ではない。意外なことに殿堂入りまで果たしたリッグスの葛藤に尺が割かれ、それが作品に奥行きを与えていた。一流のアスリートが品行方正な紳士淑女である必要はない。抗えない性的嗜好や賭博への執着などなど、男女の性差による不平等を超えた自身の人間性との闘いを見せられた気がする。渋く豪華なキャスティング、７０年代の色調・ファッションの再現が徹底しており、サウンドトラックもベストマッチ。これは拾い物の１本。
7/9（月）晴れ時々曇り
猛暑を予感させる青空。けだし突然の降雨もあり。故あって午後半休取得。総武線に乗って船橋で下車。私鉄一駅分を歩いてスーパー店内のカフェで一服。目指す病院は最近リニューアルされたようで院内清潔。5階の6人部屋に友人は居て、突然の見舞いに驚いた様子。近況や四方山話を1時間。帰り際には令夫人と御令嬢にも逢えて、歳月の流れにしみじみする。18：40には池袋のシネリーブルで邦画を鑑賞。高齢層の単身男性中心に30名弱と閑散。新人監督が売出し中の女優やらベテラン役者を使ってのオリジナル作品であったが、良く解らないストーリーと冗長な演出に少々退屈した。
7/8（日）晴れ時々曇り
明け方就寝、9：30起床。朝食も摂らずに愛犬と散歩。陽は既に高く猛暑を感じさせる。昼前にジムでエクセサイズ。午後は池袋へ出張りHUMAXにて渋い邦画を鑑賞。観客３０名強。驚いたことに過半がうら若き女性である。男優陣の贔屓筋か。この監督お得意の万人には受け入れ難いイビツな愛のお話。奇天烈な設定も役者の熱演と疾走感で有無を云わせぬ。YOUと向井理のコンビが意外や良かった。それにしても無名女優の起用かと思ったヒロインが、傑作«息もできない»のキム・コッピであることに気が付いて吃驚。ナイスな再会でございました。時系列を前後させた人物の絡め方や妄想シーンの挿入など、なかなか技巧的でもある。これまでのキャリアの集大成的な佳作であると思ふ。帰宅して２度目の散歩と掃除を少々。夜は居間でTVを見ながらうたた寝。
7/7（土）曇り時々晴れ
9：00起床。愛犬と散歩に出て朝食。近所のシネコンで同僚から頼まれた邦画の前売り券をゲット。帰宅して居間でうたた寝。午後からジムでエクセサイズ。体重減少。シメシメ。ロビーで新聞精読。西日本の豪雨被害の報道に大自然の凶暴さを感じる。温暖化恐るべし。スーパーで買い物をして２度目の散歩。夜はゆっくりくつろいで侍ジャパンの特番などを見る。
7/6（金）雨時々曇り
案件なく穏やかな週末。雨の日の定番、最上階の食堂でワンコイン弁当の昼食。定刻退社して新宿で途中下車。角川映画で小津特集。４Kで蘇るカラー作品を大スクリーンで鑑賞。中高年層中心に４割程度の入り。１９５９年制作。大映製作、三重県志摩でのロケーション、旅芸人一座の愛憎劇。異色づくしの小津作品。京マチ子や若尾文子が艶っぽいが、何といっても中村雁治郎が圧倒的な文字通りの座長芝居を見せる。幸福な２時間。
7/5（木) 曇り時々雨
台風通過後の熱帯低気圧で蒸し暑い。強風更には時折の降雨。終日事務処理。資料作成と手直し。昼に最上階でワンコイン弁当。定時退社して曇っているうちに愛犬と散歩。友人が突発性難聴になったとか。入院先をメールで聞くも返信なし。久々に平日の自宅でヘルシーな夕食を摂る。
7/4（水）曇り
大型台風接近で不穏な天候。昼にサバのほぐし丼とモリ蕎麦。800円也。定刻退社して有楽町まで徒歩移動。ヒューマントラストにてロマン・ポランスキーの新作を鑑賞。サービスデーゆえ小さな小屋には若年層中心にほぼ満席。原作未読。ポランスキーは長いキャリアと特異な作風で鳴る見逃せない映像作家のひとりではある。作家（芸術家）のインナースペースを扱ったサスペンス・ホラーだが、これはエヴァ・グリーン演じる友人（ファン？マネージャー？）の捉え方で印象は変る。靴の中の小石のような不快な違和感が最後まで氷解できず、これは監督の狙いでもあろう。女優ふたりの演（艶）技を堪能する作品。幕引きにはニンマリ。作家の業と云う者を上手く表現していた。驚愕のラストとか何とか、あまりどんでん返しを煽ってはいけない。
7/3（火）晴れ
シャワーを浴びてそのまま早めの出勤。始業2時間前に奉公先入り。早朝ﾐｰﾃｨﾝｸﾞあり、昼にはカツどん700円也。午後に中途社員への研修。更には御前会議のプレゼンター。10分で終了。早めに帰って愛犬と散歩。TVを観ながらうたた寝をして夜中に覚醒。10月の長期休暇の航空券・ホテルなどを一気に手配する。レジャーの段取りは楽しい。
7/2（月）晴れ
はや７月。半年経つのも早い。昼食に焼き魚の美味い定食屋でホッケの塩焼き、880円なり。大物案件を早めに仕立てて余裕の資料作成。定刻退社して早めの帰宅。３時間ほどの仮眠で深夜３時からのワールドカップ・ベルギー戦をTV観戦。前半ドロー、後半リズム良く２点を先制するもラスト15分で3失点して逆転負けというのは悪魔の所業か。安易な慰めをする気はないが、良く闘い楽しませて貰った。
7/1(日)晴れ
朝から気温も急上昇。9：00過ぎに愛犬と散歩。既にうだるような暑さである。正午、自転車で高円寺まで。駅近くで贈答用の花束調達。14：00、恩人（師匠）夫人のコンサートを聴きに4年振りに小さなクラブへ。還暦をとうに過ぎた熟女の歌声に耳を傾ける。汗だくになって往復して良き運動になった。
6/30(土)晴れ
8：00起床。朝食後に愛犬と散歩。近所のシネコンでスターウオーズのスピンオフものを鑑賞。暑気払いにIMAX、３D、字幕版を張りこむ。場内若年層中心に2割程度と拍子抜けするほどの空き具合。エピソード４の前日譚。若きハン・ソロを主演に据えた活劇。普通に面白かったが、傑作とは思えず。スターウオーズと云う鉱脈でこれからもこの手の企画ものは創られるだろう。一旦帰宅して雑用を片付ける。夜は本日公開の邦画をレイトショウ鑑賞。町田康の原作、クドカンのシナリオ、石井岳龍の監督というのはソソるラインナップではあるが、少々空回り気味か。後半、眠気が襲ってきて難儀をした。挑戦的な凡作といったところか。
