Il film del sogno

現実逃避の夢日記

愛のまなざしを

2021-11-15 20:45:26 | 映画
11/15(月)晴れ
午前中は、しばらく出番のなかった出刃と柳の両包丁を研ぐことから始まった。昨夕、釣り仲間から頂いた【ヒラメ】あり。鱗を削り取って五枚におろす。頭と骨はあら汁とする。肝は醤油に溶かしておく。4つのサクのひとつを薄造りにする。酢飯を用意して昼食は握り寿司。程よい脂と癖のない甘み。噛めば噛むほど滋味が口中拡がる。サクひとつ分を刺身にして貸し借りのあるお隣さんへおすそ分け。平素不愛想な旦那も目じりが下がっておりました。午後は2時間ほど真面目に仕事。文句のない秋晴れの公園を我が仔と長い散歩。夕方、近所のシネコンでインディー系邦画を鑑賞。16:35の上映回は観客20名弱と閑散。 万田邦敏監督と云えば『UNloved』(2001年)『接吻』(2006年)で大いに感心したが、その後の諸作は未見。本作は杉野希妃がヒロインと云うことで俄然興味が湧いた。ストーリーは、精神科医である主人公とその患者、あるいは周囲の人間たちを取り巻く愛憎劇。この監督の作風(特色)には、意図的とも思えるチープなサスペンス・ホラーのテイストがある。他にも思わせぶりな繰り返しと過剰な科白の応酬。簡素なセットと意味深長な絵画などなど。そのあたりを映画的と感じるか否かで評価は大きく別れると思ふ。プロの役者を使った実験的な自主映画と云ったら失礼か。それにしても全体に≪あともう一押し≫が弱い不思議な作品でありました。
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モーリタニアン 黒塗りの記録

2021-11-14 21:00:06 | 映画
11/14(日)晴れ
朝夕冷えてきたが穏やかな秋晴れ続く。7:30起床。我が仔と散歩してファミレスで朝食。隣接するシネコンで9:45上映開始の洋画を鑑賞。場内単身の中高年層中心に20名弱と閑散。2001 年の同時多発テロ、その首謀者のひとりとして拘束されたモハメドゥ・スラヒ、起訴をもくろむ米軍人・スチュアート中佐、弁護士を引き受けたナンシー・ホランダーの三者を絡めた法廷劇。制作はBBCで監督も英国出身のケヴィン・マクドナルド。原作となったスラヒの手記は未読。容疑者を証拠不十分のまま逮捕した挙句、拷問・脅迫で自白を強要した実情・内幕が克明に描かれる。国家権力(諜報機関や軍隊)と云うものは本当に恐ろしい。人権無視の取り調べや情報公開の大切さ、各々の良心や正義・信仰と信念など。この作品が訴える諸問題は、我々の周辺でも起こりうるし、現に起こってもいる。主要キャスト(ジョディ・フォスター、ベネディクト・カンバーバッチ、タハール・ラヒム、シャイリーン・ウッドリー)の熱演は社会の不条理に対する抵抗のようにも思える。エンターテインメント映画としても、シナリオが実に良く練りこまれていて感心。ラストに流れた現在の本人の明るい笑顔とコメントに安堵した。帰宅して我が仔と公園をぶらつく。夜はひたすら読書。
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梅切らぬバカ

2021-11-13 20:57:50 | 映画
11/13(土)晴れ
好天が続いたままはや週末。8:00起床。我が仔と散歩してファミレスで朝食&新聞精読。株主となっている大企業が分社すると記事にあり心中穏やかならず。隣町のシネコンへ自転車をとばして11:10上映開始の邦画を鑑賞。場内は中高年層中心に3割程度の入り。高齢の母親と自閉症の息子を扱ったシリアスドラマ。喜寿となる主演女優は、現在の事実婚相手の連れ子が同じハンディキャップがあるそうだ。障碍者のグループホームVSそれを排除しようとする地域社会と云う軋轢がストレートに描かれているのには少々違和感あり。そこまで善人=悪人を対比させては興ざめする。加賀まりこはどんな役柄を演じても品の良さが出る。10代の頃に名画座で≪月曜日のユカ≫や≪とべない沈黙≫などの初期作品に接して以来のファンである。小悪魔的とかコケティッシュという表現は彼女の為にあると思ふ。お笑い出身の塚地が意外や好演。彼も≪間宮兄弟≫から15年経っているから役者としては相当なキャリアである。声高にメッセージを伝えようとしなくとも母子の淡々とした暮らしぶりで最も大切なことは何かは解る。舗道まで猿臂する梅の枝には花も咲くし実もつける。午後は温かい日差し公園を我が仔と長い散歩。夕刻、ジムでエクセサイズとサウナ。体重500g減。夜はBSで急逝して40年が経つ向田邦子の特集番組を視聴。各界のファンを自認する著名人のコメントが熱い。われもいまだにエッセイや短編小説を再読する。

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過速スキャンダル

2021-11-12 20:56:36 | 映画
11/12(金)晴れ
秋晴れ続く。7:30起床。9:00定例のネットミーティングが1時間。散歩と掃除と食事と鍋磨きで午前終了。午後は散歩で気分転換。うららかな日差しの公園をのんびり廻る。夕刻、カフェで読書。夜は昨日の流れからコリアン・シネマをネットで連続視聴。2008年製作だが邦家公開は2010年。食指は動いたが見逃した記憶あり。元歌手で人気DJの主人公が突然現れた娘と孫に大わらわ、というドタバタ系コメディ。但し中盤からグッとシリアスになり、ラストは音楽モノとなって大団円。『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョンは適役だったが、最も着目すべきはヒロインのパク・ボヨンだろう。井上真央似で美貌は措いて、勘の良い芝居と抜群の歌唱力が素晴らしかった。如何にも現代的な題材で狙った感もあるが、2時間笑って少しシンミリして楽しめた。

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君が描く光/ケチュンばあちゃん

2021-11-11 21:58:38 | 映画
11/11(木)晴れ
秋晴れ。8:00起床。タイムスケジュールは昨日と同じ。散歩して掃除して食事してついでに仕事を少々。夕方、カフェで一服。夜はアマゾンプライムにて2,016年製作の韓国映画を視聴。日本未公開だったようだが、これほどの佳作を何故配給しなかったのか、思われるほど良く出来た作品。≪ミナリ≫でオスカーを獲ったユン・ヨジョン主演、助演にキム・ゴウン、更には≪息もできない≫のヤン・イクチュンが脇をかためる。ユン・ヨジョンは邦家の田中絹代でありますな。祖母と孫娘を中心とした【家族】のお話であるが、時間の経過がもたらす残酷でドラマチックな展開をみせるシナリオが実に良く出来ている。ロケーションの美しさと人々の厚い人情。最後の最後まですっかり泣かされた。これは大画面で見直したい。血縁より強い絆というものはある。コリアン・シネマ恐るべし。


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ボクたちはみんな大人になれなかった

2021-11-10 21:18:31 | 映画
11/10(水)曇り時々晴れ
出勤日。6:00起床。台所でこっそり朝食を摂っていると我が仔が寄ってくる。ヨーグルトをスプーン一杯やると満足してソファーで二度寝。7:30奉公先到着。徐々に出勤率があがって過密度50%といったところ。ダラダラとデータ修正などの雑用を行う。午後は新人への研修。時事ネタを振ってもキョトンとしている。きょうびの若い衆は新聞も読まんらしい。15:50定時退社。池袋で途中下車してシネマロサにて邦画を鑑賞。場内若年の単身者中心に20名内外と閑散。Netflix製作ゆえネットでも公開中。一部で話題となった原作小説は既読。主人公が2020年~1995年の四半世紀を遡る趣向で、これはまぁ良くある映画文法。着目すべきは豪華俳優陣の熱演と、さりげなくカネのかかったプロダクションデザイン。そして映像センスを感じる画面構成とカット割り。監督・森義仁は長編映画デビュー作のようだが、MTVやCMでは実績ある模様。森山未來と伊藤沙莉の出会いとラブホのシーンは出色のシークエンス。大人になると云うことは選択肢が無くなることでもあり、如才なく生き残ってゆくことでもある。こうした作品に心が響かない輩とはあまりお友達になりたくない。20:00帰宅。我が仔と三日月のキレイな夜空を見上げて長い散歩をする。
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エターナルズ

2021-11-09 21:03:31 | 映画
11/9(火)雨のち曇り
夜半から雨が降り出す。午前中は真面目にお仕事。休憩中には散歩に行けない我が仔とじゃれ合う。15:00ジャストに防蟻業者とリフォーム会社の営業がやってきた。小一時間床下に潜って検査。防湿コンクリートの基礎がしっかりしているとのことで今のところ異常なし。シロアリの生態や特性を拝聴して大いに参考になった。営業とは見積について幾つか確認。16 :30雨もあがったので我が仔と散歩。17:20愛車でシネコンへ出向き米国大作を鑑賞。場内中高年層中心に20名内外と閑散。意外や不入りか。原作のマーベル・コミックは未読。7千年以上人類を見守ってきた不死の宇宙種族と邪悪な怪獣との闘い、と稀有壮大な風呂敷は果てしなく広く、彼らの戦闘能力と時代を超えたバトルは荒唐無稽の一語。ギリシャ神話をはじめ古今東西のヒーローもののエピソードの総覧と云った造り。監督は≪ザ・ライダー≫≪ノマドランド≫のクロエ・ジャオ。役者は国籍・人種・キャリアをクロスオーバーさせた豪華布陣。LGBTQがこうしたキャラにも反映されるとは全く時代を感じる。銀河系レベルのA.I.モノではあるが、その葛藤や恋愛・自意識などは極めて人間臭い。サウンドトラックにピンクフロイドやフォリナーを流して、そのセンスには痺れた。賛否あるようだが、ドラマ部分に我が琴線は大いに震わされた。続編が楽しみ。20:30帰宅。我が仔と雨上がりの公園を散歩。

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たちあがる女

2021-11-08 21:21:38 | 映画
11/8(月)晴れ
深夜に一雨あり覚醒。7:30スマホのアラームで再覚醒。体が怠い。一日置いての筋肉痛か。ぐずぐずして無意識に2度寝。再覚醒は8:50。我が仔と散歩して朝食、軽い仕事。鹿児島の姉から薩摩芋が届く。午後はスィーツ作り。ふかして、つぶして、生クリーム・バター・蜂蜜・バナナ・バニラエッセンスを各適量加えて型に入れる。ホットケーキミックスに卵・牛乳・バターを合わせて型に廻し入れる。蒸し器で15分ほどで完成。甘さを控えた洋風饅頭といったところか。これはなかなかイケる。そこらの菓子屋で1個150円くらいはとれる。近所の公園でワゴンセールでもするか。夕方、駅前カフェで一服。夜はネットでアイスランド映画を視聴。2018年製作。監督・俳優ともに不知。田舎町で合唱団の指導をしている主人公(ショーン・アレン似の中年のおばはん)には、過激な環境活動家としての顔もあり・・・。長閑な北欧風景とヒロインの国家・大企業への孤独な闘いのコントラストが面白い。テーマはシリアスであるが、皮肉の効いた寓話になっている。双子の姉妹、ウクライナからの養子(幼女)、ヒロインを助ける牧場主(とその愛犬)などの配置と伏線が巧い。異化効果的な生伴奏と合唱隊も味わいがあって良し。ラストの余韻も含めて考えさせられた佳作。人口35万人に満たない島国にも素晴らしいフィルムメーカーが存在していることに嬉しくなった。

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リスペクト

2021-11-07 21:12:10 | 映画
11/7(日)晴れ
8:00起床。午前中は我が仔と散歩、ファミレスでブランチ。次いでシネコンで公開3日目の洋画を鑑賞。11:15上映開始回には中高年中心に20名弱と閑散。2018年に76歳で逝去したソウル歌手、アネサ・フランクリンの伝記映画。半世紀を超える波乱の芸能活動を2時間半で纏めた為にダイジェスト感は否めず。但し裕福ではあるが円満とは云えない家庭環境、神童からデビュー時代、日の出の勢いから不調・不遇の期間を経て円熟・晩年期までトピックス的なエピソードを簡潔に描いて過不足なし。父親、夫、スタッフ、姉妹との間には複雑な葛藤や骨肉の愛憎があった。天賦の声質は父親譲り。男運がなかったのも血統か。禍福は糾える縄の如し。スーパースターの栄光は煌びやかな反面、その影は底なしに暗いことだろう。本人を演じるのは『ドリームガールズ』でブレイクしたジェニファー・ハドソン。歌唱力には問題なし。エンド・ロールはお約束の本人晩年のライブ映像。キャロル・キングのナンバー≪ナチュラル・ウーマン≫を朗々と歌い上げて圧巻。これは大画面・高音響の劇場で体験せねば魅力半減の作品。帰宅して愛犬と2度の散歩。夜はジムでエクセサイズとサウナ。体重増減なし。
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富士見パノラマリゾート

2021-11-07 08:00:52 | 旅行
11/6(土)晴れ
5:00起床。5:30自宅発。地下鉄に乗って6:20成増駅前で帯同者の車と合流。6:40西武線石神井公園駅にて残りのメンバーを拾って関越道・練馬ICから圏央道経由中央道で信州を目指す。当初の計画では南アルプス前衛・標高1,651mの守屋山を目指していたが、要所の渋滞から行き先を入笠山に変更して諏訪南で高速を降りる。11:40ゴンドラ山麓駅駐車場到着。周囲はマウンテンバイクに乗る若者やハイキングを楽しむ家族連れで結構な混みよう。ケーブルカー(往復料金1,700円也)に乗り込んで山頂駅まで15分。湿原を蛇行して山頂(1,995m)には13:30にたどり着く。たった1時間強の登りが、巣ごもりで鈍った体にはきつい。それでも晴天無風、360℃のパノラマ絶景に疲労も吹き飛ぶ。紺碧の青空はどこまでも高く、紅黄に色づく樹木と草原が下界に広がり遠く南アルプスの稜線が見える。山頂で弁当を広げて熱いコーヒーを飲む。帰路は林道をダラダラと下って15:30駐車場到着。17:30諏訪駅近くの蕎麦屋で早めの夕食。上品な天ざる(大盛2,243円)頂戴して歓談。往路をなぞった帰路は渋滞もなく20:30練馬インターを出て街道のマックで一服・清算。帰宅は21:45。全行程428㌔。我が仔と散歩に出てゆっくり入浴。日付が変わる頃に就寝。久しぶりの登山で心身リフレッシュした心地。
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博士と狂人

2021-11-05 20:51:56 | 映画
11/5(金)晴れ
絵にかいたような秋晴れ。6:30起床。8:00我が仔と散歩。9:00~10:00ネット会議。昼まで仕事。2度目の散歩のあと、ゆっくり昼食。午後も課題を3件。夕方、駅前カフェで一服。帰宅して3度目の散歩。夜はネットで見逃していた2018年製作の米国映画を鑑賞。 オックスフォード英語辞典の誕生にまつわる編集主幹と協力者の艱難辛苦と友情譚。メル・ギブソン、ショーン・ペンの2大スターの競演。邦家の≪舟を編む≫とは趣が違うハードなドラマ。学歴のない学者と殺人を犯した米国軍医。あいにく原作ドキュメンタリー未読だからだろうか、少々エピソードの繋がりに疑義あり。主人公ふたりの出会いや業績が説明不足。但し19世紀末の英国を再現したプロダクションデザインは素晴らしかった。もう少しテーマを絞って整理したらと思わないでもなし。それにしても辞書編纂の仕事と云うのは気の遠くなるような作業の連続でありますな。言葉は常に生まれ、変わり、終息する。永遠に終わりがないわけだ。本作で採用された方法はウィキペディアの先駆けである。そこが一番面白かった。

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僕の姉ちゃん

2021-11-04 20:52:38 | 日記
11/4(木)曇り
緊急事態宣言明けの初出勤日。6:00起床。身支度を整えていると我が仔が忍び寄る。果実の切れ端をやるとおとなしく退散。7:20奉公先到着。出勤率7割と云ったところか。午前中は通知書類の封緘・発送業務。かつての同僚(同年代)が急逝したとの訃報あり。1年間だけ仕事を一緒にしたが、その頃からアル中の気あり。死因は不明であるが、大酒のみで長生きした人間はおるまい。但し太く短くが人生哲学であれば、長寿しても良い社会でもなし、馬齢を重ねて周囲から疎まれるよりはナンボか良いのではないか。昼に馴染の蕎麦屋でモリをたぐる。食後の運動を兼ねて虎ノ門・西新橋・日比谷を散策。ビルの吹き溜まりに舞う枯葉が雀に見えた。夕刻、事務所近くのクリニックにてインフルエンザの予防接種を受ける。問診表を出すと流れ作業で完了。料金は奉公先持ち。18:00帰宅。我が仔と長い散歩。夜はネットで来年放映予定の連続ドラマを視聴。益田ミリの原作漫画は未読。但しエッセイは目につく限り愛読しており、独特の柔らかい文体や優しい絵柄は、荒んだ世相を中和する効能あり。本作も北鎌倉で暮らす姉・弟の何気ない日常を描いてホッとさせる。贔屓女優・黒木華の良質でナチュラルな芝居が堪能できる。居宅(贅沢な庭付き一軒家)や家具・調度備品も重要な脇役となっていた。

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劇場版 きのう何食べた?

2021-11-03 19:44:19 | 映画
11/3(水)晴れ
文化の日。旗日。8:00起床。庭の清掃、散歩、ファミレスでの朝食、シネコンで映画鑑賞と云うルーティン通りのイベントで午前終了。10:50上映開始の演目は本日初日の邦画。定員442人の8番スクリーンには多くの婦女子で7割程度の入りと出足好調。コミックス未読、TV東京深夜枠で放送されたドラマは何話か視聴。中年ゲイカップルの同棲を食生活中心に描いた人気コンテンツ。好感度の高い男優ふたりを起用して正々堂々LGBTQの問題を取り上げられたことに時代を感じる。大切な人への思いを料理とシンクロさせる手法はグルメ作品の王道でもある。劇場版でスケールアップしたのはロケーション(京都と桜の名所)のみ。≪映画≫にする必然性をボンヤリと考えもするが、まぁ堅いことは云わずに良しとしよう。内野聖陽の好演とエンドロールに流れるスピッツの楽曲に☆献上。帰宅してポカポカ陽気の公園を我が仔と2度目の長い散歩。叔父の香典返しのクッションが届く。夜はひたすら読書。

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ドモ又の死

2021-11-02 19:47:40 | 映画
11/2(火)晴れ時々曇り
8:00起床。9:00我が仔と散歩がてら獣医院に向かいワクチンを打ってもらう。年一度の混合(ジステンパーウイルス、パルボウイルス、伝染性肝炎など)接種である。検温(38℃)して背中にプス。診療・薬代10,490円なり。本日は激しい運動は自粛するようにとのお達し。午前中はファミレスでブランチを摂りつつお仕事。午後はバスルームの清掃。スライド式のドアに四隅についた水垢を落とす。夕方、愛車の車検ステッカーを受け取りに短いドライブ。夜はネットで2007年製作の邦画を視聴。奥秀太郎監督作品初鑑賞。インスパイア―されたという有島武郎の同名戯曲(売れない画家たちのお話)は劇中劇として使われるが、知らずともさほど不都合はないか。評価の賛否は更生施設の患者たちによる虚実の科白が響くかどうかだろう。江本純子・三輪明日美・藤谷文子というキャストが渋い。渋いうえに施設の所長が萩尾望都というのもカルトである。赤毛族、三輪三姉妹、式日やポーの一族など興味(知ら)ない人々には無縁の作品だろう。これって一般公開されたのだろうか?ここまで商業主義に背を向けた作品も珍しい。文字通り珍作である。


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リンキング・ラブ

2021-11-01 20:18:36 | 映画
11/1(月)曇り時々晴れ
総選挙は大方の予想通り、与党が過半数を維持。落選した大物議員もいたが野党共闘の限界を感じる。それにしても投票率の55%はお粗末。民意とは云えなかろう。7:30起床。9:00までに仕事を終わらせ、散歩、朝食、物置の清掃で午前中終了。午後はTV各局の総選挙総括をザッピング。夕刻、駅前カフェで読書。夜はネットで2017年公開の邦画を視聴。ネット小説の原作あるようだが未読。監督は金子修介。ピンク出身でガメラシリーズが有名だが、シナリオも書ける器用な演出家。更には筋金入りのアイドル好きでもある。≪1999年の夏休み≫と≪プライド≫を観たときの衝撃は忘れ難き。本作は良くあるタイムトラベルもの(バックトゥザフューチャーのパクリ)だが、AKB48出身の田野優花が主演して、二重のパロディになっている。制作陣の意図は明確。クライマックスシーンは寄せ集めの女学生(主人公の若き母親を含む)が、学園祭(1991年)でAKB楽曲の数々をステージで披露することにある。同時期にバブル崩壊を地方都市で逼塞していた我が暗き過去が蘇る。たまにはこの手の能天気な娯楽作(?)もよかろう。
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