11/15(月)晴れ
午前中は、しばらく出番のなかった出刃と柳の両包丁を研ぐことから始まった。昨夕、釣り仲間から頂いた【ヒラメ】あり。鱗を削り取って五枚におろす。頭と骨はあら汁とする。肝は醤油に溶かしておく。4つのサクのひとつを薄造りにする。酢飯を用意して昼食は握り寿司。程よい脂と癖のない甘み。噛めば噛むほど滋味が口中拡がる。サクひとつ分を刺身にして貸し借りのあるお隣さんへおすそ分け。平素不愛想な旦那も目じりが下がっておりました。午後は2時間ほど真面目に仕事。文句のない秋晴れの公園を我が仔と長い散歩。夕方、近所のシネコンでインディー系邦画を鑑賞。16:35の上映回は観客20名弱と閑散。 万田邦敏監督と云えば『UNloved』(2001年)『接吻』(2006年)で大いに感心したが、その後の諸作は未見。本作は杉野希妃がヒロインと云うことで俄然興味が湧いた。ストーリーは、精神科医である主人公とその患者、あるいは周囲の人間たちを取り巻く愛憎劇。この監督の作風(特色)には、意図的とも思えるチープなサスペンス・ホラーのテイストがある。他にも思わせぶりな繰り返しと過剰な科白の応酬。簡素なセットと意味深長な絵画などなど。そのあたりを映画的と感じるか否かで評価は大きく別れると思ふ。プロの役者を使った実験的な自主映画と云ったら失礼か。それにしても全体に≪あともう一押し≫が弱い不思議な作品でありました。
午前中は、しばらく出番のなかった出刃と柳の両包丁を研ぐことから始まった。昨夕、釣り仲間から頂いた【ヒラメ】あり。鱗を削り取って五枚におろす。頭と骨はあら汁とする。肝は醤油に溶かしておく。4つのサクのひとつを薄造りにする。酢飯を用意して昼食は握り寿司。程よい脂と癖のない甘み。噛めば噛むほど滋味が口中拡がる。サクひとつ分を刺身にして貸し借りのあるお隣さんへおすそ分け。平素不愛想な旦那も目じりが下がっておりました。午後は2時間ほど真面目に仕事。文句のない秋晴れの公園を我が仔と長い散歩。夕方、近所のシネコンでインディー系邦画を鑑賞。16:35の上映回は観客20名弱と閑散。 万田邦敏監督と云えば『UNloved』(2001年)『接吻』(2006年)で大いに感心したが、その後の諸作は未見。本作は杉野希妃がヒロインと云うことで俄然興味が湧いた。ストーリーは、精神科医である主人公とその患者、あるいは周囲の人間たちを取り巻く愛憎劇。この監督の作風(特色)には、意図的とも思えるチープなサスペンス・ホラーのテイストがある。他にも思わせぶりな繰り返しと過剰な科白の応酬。簡素なセットと意味深長な絵画などなど。そのあたりを映画的と感じるか否かで評価は大きく別れると思ふ。プロの役者を使った実験的な自主映画と云ったら失礼か。それにしても全体に≪あともう一押し≫が弱い不思議な作品でありました。