Il film del sogno

現実逃避の夢日記

人間通

2021-11-17 20:09:30 | 書籍
11/17(水)晴れ
6:00起床。出勤日。7:30奉公先到着。定例の封緘・発送業務がなく年末の配布物の整理など雑用で午前中終了。同僚と中華の昼食&食後の喫茶。午後は主計部の臨店あり。15:50定刻退社して池袋で途中下車。久しぶりに大型書店へ寄り四半世紀まえに刊行された文芸評論家/書誌学者・谷澤 永一の著作を買い、カフェで精読。亡くなって10年が経つ。弱年の頃、その著作に随分と影響を受け、本作も既読であったが、誰かに貸したかあげるかして書庫になくなって久しかった。一言で云うと人生における処世(指南)の書である。吝嗇と臆病は治らない、最も大切な属性は≪可愛げ≫であるそうな。潔き独断と偏見が清々しい。小首を傾げたり、我が意を得たり、気づかされたり、意表を突かれたり、励まされたり。巻末の選書100冊のリストのうち既読は10冊に満たない。われも若輩者の小僧也。人生は長い。帰宅して我が仔と長い夜の散歩にでる。月夜は明るい。

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