中小企業診断士の竹内幸次です。今日は横浜市のサービス業のコンサルティング、東京都目黒区のサービス業のコンサルティング、東京都中野区の専門サービス業のコンサルティングをします。
今日は
プラチナ時給で売上アップは本当か?についてです。
【プラチナ時給で売上アップは本当か?】作成 中小企業診断士 竹内幸次
先日、栃木県の那須ハイランドパーク/https://www.nasuhai.co.jp を訪問した。理由はテレビニュース「時給2500円プラチナバイト 遊園地で導入 売り上げ3倍も」/https://www.youtube.com/watch?v=WpUlm4tN83I で情報を得て、その確認のため。
訪問した日時にはプラチナバイトと通常勤務者との違いが判らなかった。もしかしたらまだプラチナバイトは雇用されていないのかもしれない。テレビニュースでは夏の時期のプラチナバイトの存在が他の通常時給の人へのよい刺激になるような説明もあったため、全スタッフの高いコミュニケーション姿勢や笑顔を期待したのだが、期待が大きすぎたのかもしれない。
考えてみた。2,500円という高い賃金を出して売上が上がることはよいことだが、本来コミュニケーション力や接客力が高い人が、2,500円なら一生懸命に仕事するが、1,100円なら本気を出して働かない、という心理があるとしてら、それはそれで組織や国の労働文化として問題だ。
また、遊園地のようなサービス業は、大規模なジェットコースター等のハードウエアから得られる満足よりも、すれ違う時の笑顔や、カフェで商品を手渡す際の一言、おみやげ店での丁寧な地元人気商品の説明等の、いわばマインドウエア(気持ち)が大切だ。この気持ちは時給の高低ではなく、働く=ハタラク=傍(周囲)を楽にするという気持ちから生まれるもの。
那須ハイランドマークがプラチナバイトの影響で、どのようにスタッフ全員が変わっていくのか、今後も訪問してみたい。
▲時給2,500円のプラチナバイト雇用で話題となった那須ハイランドパーク
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