見事な細工の「仏」の数々。こんな山の中なのに、トルコ石やサンゴや真珠を使ったすばらしい細工だ。
「仏」といっても、金色で、半裸に若い男や女で、まっすぐは立たないで片方の足に重心をかけて、体をひねっているから、色っぽいのよねえ。
おまけに、「父母仏」といって男女が絡んでる像もあるし・・・。ただ、これらは普段ポタラ宮に祀ってあるときには、布をかけて体を見せないようにしてるんだって。
う~ん、日本人は見ていいのか・・・。というか、どんな宗教なんだい?チベット密教。
一昨年、中国の九寨溝・黄龍に行ったが、そこの地域がチベット密教だったので、カラフルな布やお経を書いた布がいっぱいロープに結ぶつけられてたりしたのを見たり、マニ車を回したり、お土産に「天珠」を買ったりしたので、全くなじみがない訳ではないのだが。
マヤ・アステカ文明やエジプト文明などには、大分詳しくなったのだが、初めてだからなあ。
行かないとピンと来ないのかなあ。でも4,000m級だと高山病出るしなあ。
音声ガイドをちゃんと聞いたけど、千手はいろんな人に手を差し伸べる事ができるようにというのは分かったけど、なんでここまで手に固執する? 顔もいっぱいだし。そして父母仏の謎・・・。ガイドブックを買って熟読が必要なのかしらん?
これから行く人は、ざっと勉強して行った方が、有難味が増すかも。
土着宗教のボン教のチャムがドクロをモチーフにしてて、メキシコぽかった。