評判いいのに上映館が、日本で6館だけ。関東でも3館のみ。なので、一番前の列の端っこまで人で埋まってた。
監督は、「スターダスト」のマシュー・ヴォーン。で、ロビン・フッドで大活躍の、マーク・ストロングが悪役で再び登場! 17歳の高校生のお父さんなんで、今までで一番老けて見えた。
最初から軽快な音楽ともに、どんどんカットが重ねられて、テンポよく主人公の紹介。テンポ良すぎな程。
で、悪役達の紹介。断末魔の叫びが遠く響く中、父と息子の家族の会話が交わされる。
そして、ニコラス・ケイジ扮するビッグ・ダディと、この映画の本当の主人公のヒット・ガールのびっくりする訓練風景。
オープニングからいきなり、人が死ぬ!おおっ!これは思いっきりR15だけの事はある映画だ。コミックが原作と舐めて見ると、人によっては気持ち悪いかもよ。
結構血しぶき飛んでるし。
「電子レンジ」ネタは、「グレムリン」で監督ジョー・ダンテがやろうとしてスピルバーグに止められたシーンだったので、思わず笑ってしまったが、横の人は(なんだ?この女)と、私の事を気持ち悪がったかも。
ヒット・ガールはやたらカッコイイけど、親の歪んだ欲望で殺人鬼に育てられただけだからなあ。この人は見逃してもいいじゃん!と思う人まで、撃ち殺してたし。
この女の子の出た「(500)日のサマー」は観てないけど、「アイズ」は観た。入院してた女の子だったのかな?
勧善懲悪の、昔の日本の時代劇のノリで、ガンガンに流れるロック(まあ、時々煩くもあった)にノリながら観ると楽しい映画だ。「スター・ダスト」と似てるかも。
今回のニコラス・ケイジは演技派俳優だったよん。
夕陽のガンマンの曲やら、台詞の中には映画の楽しさがいっぱいだよん。「アイアンマン」ぐらいの扱いをしてあげてもいいんじゃないのか?