「ハングオーバーⅡ」じゃなくて「ハングオーバー!!」という邦題。しかも、広告費かけてガンガン宣伝してて、上映劇場もメジャーどころに。1作目はあんな扱いだったのに、2作目では客を呼ぼうとする配給会社。
でも、これは、好きな人しか行っちゃいかん内容だろう。
昨日は映画の日で初日で、丸の内ピカデリー3。上映5分前に席に着いた時は、結構ガラガラだったのに、本編始まる前にドッと客が入ってきた。サラリーマンだからねえ、7時半始まりでも辛いよね。私も、駅から全速力だったし。
で、このお客様達、ほぼ、前作鑑賞者! 始まってすぐの、再び間違いを繰り返さないようにと自重しようとする出演者の「また」「今度は」のセリフで、館内すでに爆笑! わーい!楽しい雰囲気だ。
下ネタはバンコクでさらにパワーアップ! 「R-18バージョンは、六本木だけで公開」という作戦を聞いた時、(ブラッドリーのが観られるんだったらともかく、わざわざ無修正みてもしょうがないじゃん。最近のボカシって、昔より気にならないように入れてるし)と思ったが、いやあ、今回は結構ボカシが目障りなくらいいっぱい入ってる。ここまで邪魔なら、確かに無修正版もありだなあと思った。そうだよなあ、バンコクってたら、これだもん。
目覚めた冒頭から、チャウの、で、ギョッ!&やっぱりで笑わせられる。
カーアクションもパワーアップしてました! 豚の血は映画館の方が赤く見えます。ヘリも飛びます。
ダークサイドに行ってしまう事が分かった、スチュが今回の主役。前作でストリッパーの彼女が結婚相手で、今回出てこなかったのも分かります。
音楽の使い方が最高で(音楽じゃないけど)、アランを結婚式に誘いに行く3人のシーンで、スチュが来ているTシャツがジャーニー! キャー! アルバム出たし!
スチュがギターかかえて歌う替え歌、ビリー・ジョエルのアレンタウンの「アレン」を「アラン」に替えて歌うのは英語が分からなくても大爆笑!
新婦の弟の天才君で行方不明になる外科医を目指してたテディ君。指があ~、外科医の夢、大丈夫なのかあ~、と思ったが、エンディングのあの写真を観たら、「お前ねえ~」。
外科医はきっとお父さんの強力な願いなんだね。それに薬指だし、なんとかなる。父親の重圧から解き放たれて、うれしそうに火炎瓶投げてるし。でもちゃんと僧侶がやけどしないようにパーカーをかける、優しさもあるし。
ブラッドリー演じるフィルは、第二子誕生してて、休みの日はちゃんと自分が連れ出して面倒みてるいいお父さんでした。
タトゥー屋さんは、すでに撮影していたリーアム・ニーソンが、追加撮影に参加できず、ニック・カサヴェテスに撮り直したという事だが、「追加撮影」って、エンディングのデジカメ画像の事なのかな?
タイソンは音痴のまま、弾けてたし。
もう1回観ようっと!
ただ、映画館。バンコク並みに暑かった。私と友人は、冷えが弱いおばさんだから「暑いね」ですんでたけど、となりのカップルのおねいちゃんは明らかに気持ち悪くなって中座してた。1時間半の短さなのに、何人か劇場から出入りしてた。