試写会で鑑賞。
2時間45分、あっという間だった。普通劇場での試写だったが、プレス(パンフレット)を読むとやたらIMAX用カメラで撮った、とあるので、公開が始まったらIMAXでもう1回観ようと思う。
ただ、前2作を復習してから、観た方が絶対いい。ストーリーも続いているし、前2作のいろいろな細かいエピソードが続いていたり、完結したりするから。
原題のTHE DARK KNIGHT RISESという題名も、「おおっ!ここか!」と思わせてなかなかいい。
あと「インセプション」は観ない方がいい。
TVドラマの「V」のホッブスが、敵側で結構映ってた。セリフはなかったかもしれないが。
以下、ネタばれ!
ゴッサムシティが、第1作目だとすっごくいい感じの架空都市で、第2作のシカゴロケで(あ~現代のアメリカの都市なんだなあ)と思い知らされて。
そして、今回はただのニューヨークだ。本当に、ニューヨークそのものだ。だから、アメリカ軍も出てくる。いい感じの「架空感」が亡くなってしまって、なんか、惜しいなあ。
今回の、ゴッサムシティの人は良くない。平和ボケって事? 平和は良くない、人々の心を弱くするって事? 前回は、フェリーのシーンでドキドキして、人間の素晴らしさに感動したのにさあ。今回の人々は・・・。しかも、あれって、キリアン・マーフィー?
警官だって、市民なのに、あんなに命を捨ててまで、街の人々を守っているのに・・・。あ~腹が立つ。
あと、アメリカって、やっぱ核兵器を甘くみてるよなあ。ん~、「日本は原子力発電を甘くみてるだろ!」と反発されるかもしれないけど。インディー・ジョーンズは冷蔵庫に入れば平気だったし、ジャック・バウワーは盛り土に隠れて大丈夫だったし。
いいラストだったんだよ。伏線が張ってあって、(あっ、まさか。やっぱりこうなるの?)って感じの、ハッピーエンドで。ただ、なぜ中性子爆弾、平気だったろうと思ってしまう。素敵なラストだったから、そんなには、突っ込む気がしないけど。
で、「インセプション」の人、出過ぎ。
マリオン・コーティヤール。わざわざ彼女が出てるなら・・・。と、思って観ちゃったじゃないか。だから、あんまりびっくりしなかった。でも、唐突だよなあ。
そして、なんで、あんなに「ゴッサム・シティ全滅」に固執してるのか、分からなかった。1と2、見直すと思いだすのかなあ・・・。
ベインを演じてる、トム・ハーディ。「インセプション」では、1番好きだったのになあ。1回だけ素顔が映っただけだった。
で、これからウェイン財団破産したのに、どうやってバットマン活動を続けるんだろう? キャット・ウーマンが稼ぐんだろうか?