黒石市の「津軽伝承工芸館」で昼食。名物の「鱈のタツ鍋」やらB-1グランプリ第7位というかなり微妙な「黒石つゆやきそば」など。
で、前に山奥の温泉への送迎に使用してたという雪上車に体験乗車。空き地を一周するだけだったけど、面白かったよ。
ってか、回り中雪だらけなんで、他にすることが何もない。
で、その後は「馬門温泉ホテル」へ。16時ごろ着。
「全客室からむつ湾を望む一軒宿のリゾートホテル」と、旅行会社からもらった行程表にはあった。確かに窓から、むつ湾が向こうの方に10cm位見えた。確かに一軒宿だった。むつ湾沿いの道路からかなり山の中に入ったし、途中に地元用スキー場があっただけだった。
宿泊客の子供が見とれていたのは、浴場の入り口や脱衣場に置かれていたバケツだ。子供にとっては、アニメやコントでしか見た事のない光景だろうなあ。天井から水が垂れてきて「チャポン」と、バケツに音をたてて落ちるんだよ。雨じゃなくて屋根の雪なのだろうけど。不安だあ。地震がきませんように。
食事は、ボリュームたっぷり! でも、美味しくて大きいホタテが食べたかったなあ。最後にソバが出た。
ここも食事前・食事後、朝食前の3回、温泉に入りました。
1月6日(日)
9時出発で、津軽五所河原駅へ。津軽鉄道の「ストーブ列車」に金木駅まで乗車。
鉄っちゃんでなくても、ラッセル車や小さな電車に見とれてしまう。
ありがとう!とお礼を言いたい。
日本酒飲んで(だるまストーブで、自分が小学生の時に牛乳を温めたようにお燗にするのかと思ったが、そのまま冷やだった。あぶるのはスルメだけだった。)、他のお客さんからもらったスルメ食べて、リンゴ入りのドラ焼を買った。
そして、金木駅からバスですぐの、津軽三味線会館&斜陽館へ。
まず、昼食。でも、ポスターにあった斜陽ラーメンが食べたかったなあ。
それから、案内人に説明してもらって「斜陽館」の見学。すごい立派だ。太宰治って、ここで育ったんだ。小説は、「入れメロス」はもちろん「人間失格」も「斜陽」も読んだけど、外見のカッコ良さや桜桃忌で未だに人気があるから、勝手に理想化してたけど、なんか違うなあ。むしろ嫌な奴じゃん。
その後、30分、津軽三味線の演奏を聴く。
そしてバスに乗って、盛岡駅へ。
18:41発のはやて38号で、東京駅着は21:08。
一人63,800円の、冬の、雪だらけの旅でした。ボッーと添乗員さんに付いていって、温泉入って、んんびりした3日間だった。帰って来てから、寒くないし。