2009年の「G.I.ジョー」も試写会で鑑賞。確か敵の組織《コブラ》の攻撃で、ほぼ全滅する部隊「G.I.ジョー」が新加入の若者(チャニング・テイタム)の大活躍で、無事地球の危機を回避する話だったような・・・。
テレビアニメが原作だから、それなりに観ている時は面白く、次に日には忘れてしまうような内容だったはずだ。あっ、変な東京が忍者の養成地として出てきたな。
今回は、またもブルース・ウィリスが登場!すごいなあ、出まくりだなあ。
G.I.ジョーの若きリーダーとなったチャニング・テイタムが主人公で途中からブルース・ウィルスも出て来て、イ・ビョンホンが敵でまた出てる来るのか、と思って見だしたら・・・。
なんと、30分で大どんでん返し!
えっ~!そんなのあり? スティーブン・セガールが主演と思って観に行った「エグゼクティブ・デシジョン」位驚いた!
予告編ですでにやってるから、ネタばれではないと思うが。
言っちゃいます。
で、誰が主人公になるかと言うと、「ハムナプトラ2」でスコーピオン・キングを演じてた元プロレスラーのザ・ロックが、ドウェイン・ジョンソンという名の役者になって、彼です。
あれっ~?
とにかく、映画会社さんは彼を協力PUSHしてます。(そりゃチャニング・テイタムは、もうG.I.ジョーに未練はないと思うけど。) とにかく彼を売るのための映画です。
ただ、それが試写会でもらったプレスを見ただけでは分からない。
見所は、イ・ビョンホンの鍛え抜かれた上半身裸(意味なく脱ぐ)と、断崖絶壁での全身タイツ同士の戦いと破壊されるロンドン。この3点はすごかった。
内政干渉を平気でやって世界平和はおれ達が守るぜ!という生身の人間の軍隊G.I.ジョーの生き残り4名とオールド・ジョーその仲間達が、アニメの世界のなんでもありの武器を持つ超人軍団《コブラ》と戦って、勝っちゃうという・・・。アメリカ万歳!にも程がある。
あっ、観てる分にはまあ面白いけど。すぐに忘れちゃうだろうなあ。
ブルース・ウィリスは、色白過ぎる。