落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」

2015-04-23 22:12:03 | 映画
アカデミー賞作品賞獲ったけど、あんまり面白くないと評判だ。



で、観終わった感想は 「ダーレン・アロフレスキー監督のミッキー・ローク主演『レスラー』と全く同じじゃん。」 



昔はプロとして人気者だった。現在は落ちぶれてるけど、それでもチヤホヤしてくれる人もいる。で、若い時に天狗になって家族をないがしろにしたから、娘とはうまく行ってない。再起を図るが・・・。ラストも同じで、ただ「レスラ―」としてか「バードマン」なるかの差だけじゃん。



ええっ!だったら、「レスラー」がアカデミー賞でも良かったじゃん。

まあ、「レスラー」よりブラック・コメディだけど。コメディっても、声出して笑う訳じゃないけど。



カメラも出演者を追いかけて、ワンカットように動くのも一緒。ただ、「レスラー」の場合は控室からリングに向かう際ミッキー・ロークの後頭部ばかり写してたけど、「バードマン」は楽屋の廊下から出演者の先回りをしたり、建物の中から出て、空を写したりなど動きがさらにアップ。楽屋でのシーンでは、カメラが出演者の回りを動くので、鏡にカメラが映るかも?と、ドキドキして観ちゃったよ。もちろん、そんなダサさはなかったけど。



それに、マイケル・キートンって、私にとって「バッドマン」ではなく「ビートル・ジュース」だし。

エマ・ストーン、目がでかい。



観てる時は気が付かなかったが、マイケル・キートン演じるリーガンのプロジューサー兼弁護士のジェイクが、「ハング・オーバー」シリーズのアランだった。びっくり! 真面目で普通の人に見えた。

面白かったのは、ブロードウェイVSハリウッドの構図と、実際の映画スターの名前がボンボン出てくる小ネタ。あと、ハッチャけたエドワード・ノートン! マイケル・キートンのブリーフ姿より、強烈だぜ。
コメント
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