落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「アベンジャーズ/エンドゲーム」

2019-05-05 11:35:55 | 映画
小・中・高校一貫教育の、卒業式での余興みたいな映画だ。
もちろん、金がかかってて、映像も凄くて、3時間飽きさせない大作だ。
11年分の家族愛・友情と信頼、そしてキャスト集合と、卒業式にふさわしい。

ラストの懐かしい顔大集合のシーンで、背の高いカッコいい、一人で来ていた若い男性が誰だ?と思って調べたら、「アイアンマン3」でトニーを助けた科学少年なんだって。5年で大きくなったねえ。

私も全部観た。私も頑張った。ってか、前はワーナー配給の試写状が必ず手に入ったのに、その関係の知り合いの高齢化で、もう入ってこない。
なので、最近は自腹だ。
11年、私も老けたわい。

当然、出演者も老けてる。
だから、出演者達。卒業、おめでとう! これ以上、演ってたら、他の役ができなくなっちゃうよ。
ロバート・ダウニー・Jrは、もういいだろう。十分頑張った。別の映画に出演してくれ。もうコミックやSF映画はいいだろう。地に足が付いた現代人の映画がいいなあ。お疲れ。
クリス・エヴァンスには、これからは悪役をやって欲しいなあ。
クリス・ヘムズワースも、もうソーではないだろう。今回は次に別の映画に出やすいようにか、すっかりソーでなくなっている。デブでマザコンの引きこもりだ。
アスガルドの王コンビの「メン・イン・ブラック:インターナショナル」が楽しみだ。

今後、各ヒーローシリーズによっては続編があるらしいが、もういいや。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのみ見よう。
タイムリープのお陰で、冒頭シーンが見られて楽しかったけど、今回のクリス・プラットがなんか太ってる・・・。役作りか? 体質か?
ガモーラはどこに行ったんだ? サノス側と判断されて消えたのかと思ったら、船でクイルが見ていたスクリーンは、彼女の行先を探してたららしい。

まあ、ストーリーは登場人物に関しては良くまとめてたけど、結局滅茶滅茶で。
指パッチンで願いが叶うのも変な話だし、こんだけ時間飛び越えてパラドックスいっぱい作って世界をグチャグチャにして。
キャプテン・アメリカは職場放棄で、通常の人生を満喫し。キャプテン・マーベルは肝心な時は出張中。
せっかく、真田広之がかっこよく殺陣を決めてるのに命乞いする東京のシーンはいらないし。
ブラック・ウィドウとホーク・アイが、ただの人間なのに、宇宙で活躍するし。

スタークの父との再会や、最期は、私の席の周りからはすすり泣く声が聞こえていた。
そうかあ、もう卒業で良かったじゃん、と思った私・・・。

エンドロール後の、今までお約束のおまけは、今回なし。最後ですから。
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「グリーンブック」

2019-05-05 00:44:02 | 映画
あの素敵なアルゴランがあああああ!
腹がああ!



本当に、食べる事でも小銭を稼げるイタリア人になってたあ。
彼にアカデミー賞主演男優賞で、良かったのに。



いい話だ。トニー・リップ(バレロンガ)の息子が脚本だし。
粗野だが、本当に頭がいい。手紙も最期の方が自分で習得して書いてるし、マフィアのクラブの用心棒をやってるけど、それ以上マフィアの仕事には深入りしない。
口が達者で、小銭を稼ぐ。
もっと話続けたら、明石家さんまだ。



一方、カーネギーホールに住む黒人天才ピアニスト、ドン・シャーリは、孤独でプライドが高い。
あの部屋であの椅子で、裸の王様みたいだ。
わざと南部にツアーへ行ってみる。1962年の南部なので、黒人は出入り禁止の場所があり、トイレも別。天才ピアニストでもしっかり差別される。
でも、白人を運転手にしていて、高級な服を着ているシャーリーは、畑で働く黒人にも奇異な目で見られる。



おまけにそんな南部で、シャーリが危険を承知で単独行動するのは、そんな意味がああああ!
でも、驚かないトニー。

そうかあ、やっぱり当時のYMCAって、そうなのかあ。
と、妙に納得。
そりゃ西城秀樹の歌も「ヤングマン」にするよなあ。



良い話で観ていて面白いけど、心にズドーンとくるものはない。
前々回の作品賞「ムーンライト」がつまらないけど、心に嫌あなズーンとくるものを残すのとは、また違いけど。

イタリア人の家庭って、少なくとも、半世紀前はあんなに親戚一同集うんだねえ。
奥さんは大変だ。
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