なんて肩の凝らない映画なんでしょう。ラスト、泣きそうになったけど(実際泣いている人もいた)、明日になったら忘れちゃう、楽しいファンタジー映画でした。
主人公がクリス・パインだし、小物悪役がヒュー・グランド、ミシェル・ロドリゲスが大活躍だし、見習い魔法使いのサイモン役のジャスティス・スミスも「ジュラシック・ワールド/炎の王国」や「名探偵ピカチュウ」に出てた男の子だし、クリス・パインの娘のキーラのクロエ・コールマンは「ガンパウダー・ミルクシェイク」の女の子だ。可愛くてなかなか活躍するドリック役のソフィア・リリスは、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」のベバリーだ。
結構、豪華なキャストじゃん!って思いながら観てたら、んんん?ひょっとして、ブラッドリー・クーパー? エンドロールで確認したら、ちゃんと出てた!いろんな意味で小さな役で。なんか、役者を観てるだけで楽しい映画だった。
元はゲームの世界らしいんだが、「ロード・オブ・ザ・リング」より複雑じゃないし、丁寧に説明されてるから、スッと入り込める。タイトルで「ドラゴンズ」と言ってるわりには、かなりなデブ・ドラゴンも出てきて笑える。会話の軽妙だし、墓場のシーンも楽しいし。
しかも、恐いシーンが全くないので、子供でも安心して楽しめる。
コロシアムの戦いのシーンだが、あんな高さのあるダンジョンが現れたら、観客席から何も見えないじゃないか!と思った。そこだけが、妙に残念。あとは、理屈抜きで楽しめたのになあ。
ネタバレ
前日、ネットニュースでミシェル・ロドリゲスの『「アバター」女優 監督からの続投オファーを拒否「私は殉死したんだから」』を読んでたので、生き返るシーンは特に笑えた。