「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」と観ちゃったからなあ。
観とこうかな、と。
全5作まで企画はあるらしいが、今回の興行成績であと2作製作するかどうか決まるらしい。
ん~、今作で最後かもしれない。
143分飽きないで観られるんだが、話は相変わらず変だ。
この世界の破滅を企んでいるグリンデルバルドに立ち向かうのは、ダンブルドアの指令を受けた、とスキャマンダー兄弟とマグルのジェイコブスとリタの異父兄とヒックス先生とニュートの助手だけだ。各国の魔法省は無視かむしろグリンデバルト派。ティナは忙しいからと参加しない。他の魔法使いは何をしてるんだ? 結構人数がいるのに。
で、魔法界のリーダーを選ぶ選挙。パーティとかして票集めしてると思ったら、麒麟がお辞儀した人がリーダーだと? しかもその麒麟はグリンデルバルドが用意した動く屍。誰も麒麟の管理をしないのか? 魔法使い、馬鹿ばっかりか? だから、一見カッコ良くなくて、表面上は何の取り柄もないマグルのジェイコブスが活躍しちゃうのか?
しかも選挙会場がブータン! ブータンだと? なぜ、いきなりブータン? 密教寺院みたいな建物が会場だよ。意味が分からん。
で、Yhoo!のレビューだと「おじさん対決」と言われていた、ダンブルドア(ジュード・ロウ)とグリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)のかつて愛し合っていた者同士の対決。私の頭の中では、「リプリー」の頃のジュード・ロウと「エルムの悪夢」の頃のジョニー・デップが、「モーリス」とか萩尾望都の「11月のギムナジウム」のちょっと年齢が上の世界の、ボーイズラブで・・・。キャー! 若い頃の2人は本当にクールでカッコ良かったんだよ。だから、二人の関係にすんなり入れる60代の私。
ごめん、マッツ・ミケルセンはそれはそれで素敵だったんだけど、やっぱジョニデで観たかった!
クリーデンス(エズラ・ミラー)は、長髪にしててカッコ良くなってた。出生の秘密は明らかになった。急に改心してた。可哀想に。妊娠した娘を結果的に捨てたら駄目じゃないか。ダンブルドア家、何か悲劇の家庭だなあ。そして誰もいなくなってしまうのか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます