落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「きみと、波にのれたら」

2019-07-07 15:33:37 | 映画
タダ券をいただいたので、アラカンおばさん2人で観に行った。10代・20代対象のデート映画を。



飽きずに観られたよ。前半の初めて男ができての楽しい毎日。そうそう、今はこんな私達にもあんな時代はあったよねえ。
二人で、何もしても、何を話しても、うれしくて楽しくてさあ。

彼氏の港君が、女にとっていい男でさあ。小さい頃から自分に一途で、真面目で、正義感が強くて、無駄にお喋りでなくて、でも、ほんわか明るくて。料理も上手で、デートの手際も良くて。おまけに公務員だし。

港君が霊として出てくるのも、なんか納得。別にいいじゃん。
ただ、歌がねえ。その歌を歌うと水の中に港君の霊が現れるんだが、その歌が全く心に響かない、むしろ変な歌。
今、TVでCFを入れてる「天気の子」の歌の方が、よっぽど心に残る。

後半、クライマックスが近づくと、おかしくなってくる。
ひな子、なんであんな立派な部屋に引っ越せるんだ?
誰が金を出してるんだ?
放火魔の奴らが、またケロッとして同じ事をしようとするんだが、千葉県警、それでいいのか?
隣のマンションの複数軒のベランダを燃やした時点で、立派な刑事事件だろ。
まして、花火師の方にも失礼だ。保管が甘いのか?
で、最後のあの事件だ。立派な事件だ。
動画を撮ってる場合じゃないだろ。もう子供じゃないんだから、ひな子も洋子も警察に任せろ。冷静な判断をしたまえ。

この馬鹿放火魔男女も、港君の死因の原因となる水上バイクの奴らも、厳罰に処するべきだ。
港君が成仏して終わりじゃなくて、なんか、こいつ等に天罰を与える別の映画が観たかった。

ああっ、やっぱり、アラカンおばさんに、デート映画は無理かあ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「大塚国際美術館と鳴門の渦... | トップ | 「ハッピー・デス・デイ」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事