6月12日 水曜日 その1
長野県の富士見パノラマリゾートというスキー場で、今、すずらんが満開だそうだ。JR富士見駅で特急あずさを降りると、リゾートの無料送迎バスが迎えに来てくれるそうだ。
JR料金が、JRの大人の休日倶楽部会員の私は3割引、株主優待券を持つ友人は4割引になるので、行ってみた。
富士見駅に停車する特急“あずさ3号”で、9:42に駅に到着。
きゃー、可愛い駅!
リゾートの無料送迎バスはすでに3台止まっていて、どんどん列に並ぶ客を係りの人がさばいていく。バスで10分位で入口に到着。
ここでゴンドラの往復チケット2,200円を購入。リゾート側は無料バスまで出してくれてるのに、トレッキングの客はお弁当を持ってきてしまえばこの2,200円だけで1日楽しめるのだ。花の図鑑の小冊子と花の苗も貰えるのに。ちょっと申し訳ない。
チケット売り場から、ゴンドラ乗り場まで意外と歩く。
パラグライダー教室を横目で見ながら歩く。暑い。こりゃ山頂に行っても暑いだろうなあ。
15分位乗る。長い。私は高所恐怖症なので、見晴らしが良いほど気分が悪くなる・・・。
↑ こんなゴンドラもあった。映え狙いか、何かのイベントに使うのかな?
山頂駅に到着!
八ヶ岳が見える。正直、山にはあまり興味がない。「八ヶ岳」は特定の一峰を指して呼ぶ名前ではなく、山梨・長野両県に跨る山々の総称だそうだ。へえ~。で、私の同期には八ヶ岳に別荘を持っている人間が複数いるんだが、何かの流行があったんだろうか?
と、周りの客が八ヶ岳の2時位の方向へスマホを向けだした。
あっ、彩雲だ。肉眼で見た時はもっとはっきりしていたんだが。↓ 少し画像をいじってみた。
良い事が起きるんだろうか?
1.入笠すずらん山野草公園
まずは、20万本のドイツすずらんだ!ここは斜面を利用して“植えました!”って感じ。
ドイツすずらんが満開の時期を過ぎているのは承知の上。
すずらん、思ったより小さいなあ。近所の家に咲いているすずらんの方が立派だ。
で、花の名前の看板がある遊歩道のある林の中を歩いてみる。
↓ ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)
花の名前には疎いが、このゼンマイはもっと早い時期なら新芽を食べる事ができるという事を直感で分かる私。
↓ レンゲツツジ(蓮華躑躅)
入笠山の花の図鑑は、こちらが素晴らしい。花に興味ないおばさん二人もついつい花の名前を復唱して写真を撮る。
↓ マイヅルソウ(舞鶴草)
↓ ツバメオモト(燕万年青)
↓ イチヨウラン(一葉蘭)
絶滅危惧種だそうなので、やたら“イチヨウラン開花中”の案内が出ていた。見た目はかなり地味なんだけど・・・。
↓ カモメラン(鴎蘭)
これも準絶滅危惧種のせいか、この花の咲く場所の側に常に蛍光ピンクのテープでマーキングしてある。
↓ ニッコウキスゲ(日光黄菅)
これだけは図鑑や案内板見なくても、知っている花だ。
↓ オオアマドコロ(大甘野老)
↓ ベニサラサドウダン(紅更紗灯台)
2m位の木だった。これでツツジ科なんだあ。
↓ ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)
この後、林の中を通って入笠湿原に向かう。
ずっと、何かが大勢で鳴いてるんだ。蝉の大合唱に似てるけど、まだ6月だから違うと思って、友人と「蛙?」「鳥?」と悩んでた。帰って来てから詳しそうな別の友人に動画を送ったら、あっさり「春蝉だよ」。
ええっ!春なのにこんなに鳴きまくる蝉がいるんだあ!と、ビックリ!
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