宣伝文句につられて、もっとおバカ映画かと思ったら、ものすごーくお金がかかった、ホラーというより、ちゃんとした(?)スプラッター映画だった。
「キラー・トマト」や、それこそキャメロンの「殺人魚フライングキラー」程度の金のかけかただと思ってたよ。さすがに2011年だ。1970年代じゃないなあ。いやあ、ちゃんとしてました。
3Dって、あと5年位したら、そっちが主流になるだろうなあ。だって、それが一番、飛び出してきて楽しいもん。男だったらね。
美女の水中乱舞シーンは、本国ではどの程度の修正だったんでしょうか? 女優さん、大変だったろうなあ、撮影。そして、全裸で湖から船に、タラップをあがるところを下から撮ってるんですけど・・・。どこまで、本当は映ってるんだろう。
パラグライダーで、大きな胸を大サービスしたあげく、最後足を食べられるちゃう女優さんも、その筋では有名な方らしい。
で、最初の犠牲者が、JAWSで生き残ったリチャード・ドレイファス。なんか、湖の渦巻きのCGはダサかったなあ。彼がビールを飲みながら唄ってた唄も、JAWSの中で唄ってた唄らしい。だから、きっと同一人物なんだ。
他にもキャストは豪華絢爛!? 何のスポーツでそんな体付きになったのか分からないエリザベス・シューは多分主役。その息子役の、スティーブ・マックィーンの孫がもう一人の主役。あとは、大人になった「スタンド・バイ・ミー」のデブの子とか、クリストファー・ロイドとか。「スターシップ・トゥルーパーズ」や「ソウ」シリーズのディナ・メイヤーなんか、ほとんど顔が映らずタンク運んで、マスクして死んじゃうだけ。皆、よくこの仕事を引き受けたなあ。
で、クライマックは約20分のスプラッターシーン。湖に集まった能天気大学生がどんどん死んじゃいます。「ゴースト・シップ」みたいに飛んだワイヤーで切り裂かれる女性。ちゃんと、まず、ビキニのブラが外れてから、上半身が滑り落ちていきます。
あと、いいアイデアだなと思ったのは、上半身と下半身を2人の男に持って運ばれていた息のあった女の人が、運ばれている最中に二つに分かれちゃってから、本人もびっくりしてから息絶える所。あと、スクリューに髪の毛が絡みついて、ベロリと顔の皮が持ってかれちゃうシーン。
人がいっぱい、昼間の太陽の下で、一気に犠牲になるので、頑張ってるなあ。まあ、ピラニアがいるのは水の中だけなので、水から引き上げない限り惨状は映らないので、ボート同士ぶつけて頭を飛ばしたり、それなりの工夫もしている。
なんか惜しいのは、ピラニアの食べ方が一定じゃない所。最初のドレイファスは、彼しか餌としてはいなかったのに、表皮だけ食べて「薬品で解けたみたい」な食べ方。あとは、回りに餌の人間がいっぱいいるのに、肉まで食べて骨を残したり、かと思うと、きれいに下半身がなくなる位食べてたり。体内に入って口から出てくる場合もあるし。なんか、食べ方と食べるのにかかる時間が一定してないんだよなあ。
話題だった、男性の、とか、胸のシリコンとかはしっかり確認できました。
最後は、お約束のラスト。で、エンドロール後に、次回作の予告(映像ではなくて文字のみ)が流れます。また、これだけのキャストが揃えられるんだろうか?
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