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旅行やら映画やらの独り言

博品館劇場「伊賀の花嫁」

2017-01-21 22:34:22 | 舞台
友人に誘われて。喜劇だと聞いて、「伊賀のカバ丸」かと思ったよ。


予習しようと思って、「伊賀の花嫁」で検索したんだが、オムニバズ形式の喜劇って事しか分からなかった。おかしいなあ。博品館劇場で、友人曰く「千秋楽だとチケットがソールドアウト」と聞いてたんで、有名なのかと思ったのに。

芝居自体は、面白かったよん。ちょっと、盛りだくさん過ぎだけど。確かに、伊賀の忍者の末裔が故郷を出て花嫁を探しに東京に来て、秋葉原でオタク仲間と知り会い・・・。それに、K-POPアイドルとそのマネージャーやら、巫女さんと韓国からの留学生の3人とか、オムニバス形式で笑わせて、最後にショーパブに全員集結して・・・、という話だったんで、たしかにストーリーの紹介は難しいなあ。



役者さんも、皆上手だったし。ちゃんと7,500円の価値はあった。水谷あつしという役者さん、カッコ良かったし。あっ、同じ学区の高校出身だったんだあ。
休憩なしの2時間、飽きることなく一気に魅せてもらいました。



で、私の友人はなんで観に行ったかと言うと、出演してるK-POPアイドル役の3人のうちの2人のファンクラブに入っているから。会場では、ファンクラブの会員権を見せると、2人の生写真をもらえてた。う~ん、正直、あんまり良い写真とは言えないが。でも、1人はちゃんとサインをしていた。

という訳で、観客のほとんどが、そのアイドルのファンのおばさん。すごいなあ。「○○さんは、昼の回は全て観に行くそうよ。」「私も来れる回は全て来るから」という会話が聞こえてくる。この芝居、5回観ると、出演しているK-POPアイドルと観劇後、握手ができるそうだ。劇中にも、K-POPアイドルの兵役について言及してて、「家族を守るため、国のため行ってきます!」というセリフまである。

しっかりした芝居と役者だから、K-POPアイドルのファンが観劇する事で、客も入るし、自分達のファンも獲得できると言う事で。ギブ&テイクって、ことなんだろうけど。芝居好きでもなく、K-POPファンでもない私からすると、戦略的には成功だと思うけど、心情的にはちょっと複雑だなあ。まあ、民間レベルでは日韓仲良くって事で、良しとい事なんだろうが・・・。でも、やっぱり、ちょっと変な感じ。

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